2月15日は、年金の入金日。前回よりも減った!間違えてる!と怒りの電話をする前に、なぜ年金の金額が減っているのか、多そうな理由を考えよう。
・扶養控除等申告書の返送・記入もれのためでは?
・年金事務所で扶養控除等申告書を提出すれば4月以降は正常金額に戻ると思われる。
・確定申告をしないと、多く源泉徴収された金額は戻らない
・受給者には面倒くさい事務作業だけどなるべく頑張ろう。
・それは振り込め詐欺だよ。間違いない。
平成28年8月に届いた、年金受給者の扶養控除等申告書のハガキを52円切手を貼って返送した?年金からの源泉徴収額がある人には、届いたみたいだよ。
年金改定通知書だと思って、捨てちゃってない?毎年10月頃だった、年金の扶養控除等申告書は、マイナンバーの関係で、平成28年は、8月に送付したみたい。郵送物多すぎなんだよ。
この、年金受給者の扶養控除等申告書を提出しないと、年金から天引きする源泉徴収税額が多くなっちゃうので、入金額が減る。
日本年金機構HPより。「扶養控除等申告書を提出しないとこうなる」→http://www.nenkin.go.jp/faq/jukyushatodoke/roureinenkin/fuyoushinkoku/20141022-08.html
配偶者の扶養や、扶養親族などを書くところがあるよ。
マイナンバー記載が増えたから、前回より少し様式が変わっているはず。見慣れない様子になって、わからねー、52円切手なんて面倒くさい、とポイっと捨てたくなるね。
その扶養控除等申告書の提出の有無、配偶者扶養の有無の記載忘れによって、年金の源泉徴収額が変わっちゃうんだよ・・・
扶養控除等申告書を出し忘れている場合には、すぐ出そう。PDFプリントアウトできる。→http://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2016/20160822.files/0000022788en6AUDMKy2.pdf
封書で返送してだって。歩ける人は年金事務所へ行けばいいよ。全国どこでも受け付けてくれるはず。身分証明書と老眼鏡を持って行ってね。委任状があれば代理で他の人でも手続きOKだと思う。待つけど・・・
記載例はこちらから。日本年金機構HP「扶養控除等申告書」→http://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2016/20160822.html
運が良ければ4月入金分から、適正な源泉徴収額となって前年12月と同額の年金入金額になると思う。
ちなみに、年金には「年末調整」はない!だから、2月支給分から多く源泉徴収されちゃったら、泣き寝入り・・・ではなく、来年の確定申告で還付を受ける。
確定申告はめんどくさいね。
年金受給者に確定申告しろとか、ほんとないよね。でも、年金機構が年金受給者の年末調整事務をするのは人数が多すぎて実務上不可能。
マイナンバーの普及で、ある程度は自動で源泉徴収額を精算できる仕組みがいいよ。
給与の扶養控除等申告書とは、様式が違う。国外扶養親族は、摘要欄に記載するよ。普段見ないから、ちょっとおもしろかったな。