29.4.10 開業報告ハガキを、お世話になった先生方に投函した。ホッとした!
開業ハガキには、税理士バッチをつけて、こういう写真をのせて、こういうデザインで、なんて色々妄想してたけど、もらう側にとってみたらそんな辞めたヤツの自己主張の塊なんか邪魔くさいだろうと、急に冷静な自分が珍しく出てきたので、非常にシンプルなものを作成し、ご報告した。
これが。すごく心理的にほっとしたんだよ。多分、ずっとずっと気になっていたんだよね。仕事させてもらって、育ててもらって、辞めて、在籍証明書書いてもらって、1月の繁忙期に印鑑証明書をとってきてもらって。先生にはなんのメリットもないのに、早急に対応してくれたよ。
おかげで、1月に書類が揃って3月登録に間に合った。
「辞めた事務所の所長が在籍証明書を書いてくれない」ってブログとか探すと書いてあって超不安だった。けどそれは「書いてくれない」人だけが書くからであって・・・という事実が判明したよ。インターネットってあてにならないね。
実際には時期的に厳しいケースはすぐ発行は無理かもだけど、お願いすれば書いてくれる場合がほとんどじゃないの。
同期の仲間にも、「申し訳ないから前の事務所にはお願いせずに今の事務所で2年になるまで登録を待つ」という人もいた。勤務だと、急がなくていいよね。
辞めた分際でお願いするのは本当に本当に申し訳なかった。事務所の忙しさとか、従業員だったから知ってるわけで・・・で、従業員だから、「書いてくれる」ということは分かっていた(信じていた)んだよね。ただ、お忙しいから何時になるか分からないという超不安があったことは確か。特に独立予定の方は、生命線ともいえるでしょう。登録しないと何も進めないんだから。
これから税理士登録をめざす、知らないあなたへ。私のケースを聞いてみます?参考になるとよいのですが。
私は2人の先生に在籍証明書を作成していただきました。不安もありました。既に辞めてるし。
「書きます」とお返事をもらい、事務所へお願いに来なくていいから郵送で、とのことだったので大至急書類の一式を郵送しました。(この辺りも織り込み済みで既に郵送用意はしていました)。1月にアポくださいなんて、普通に考えて無理ですよね。
在籍証明書は下書きを書きました。お二人の先生からもその旨ご指示ありました。私は、お願いする前から記載の仕方を、隅々まで読みました。自分のことですから。でも、先生に対して辞めた職員のためにそこまで要求するのはナシだな、と。なので、既に下書きは用意していました。
先生の性格もあると思いますが、私は下書きを、「この通りに書いてココとココに実印を押せばいい」と伝わるように最大限工夫して添付しました。先生の時間を使わないように、すぐ終わるようするには、と考えていました。
先生の手書きでなければならない旨も記載しました。(自分で書くとNGでやり直しです)
念のため書き損じ用に2枚用意しました。
入社日と退職日が分かる源泉徴収票のコピーを参考資料として添付しました。
在職証明書の記載方法の税理士会のページもコピーして添付し、実印の押印と印鑑証明書が必要な理由が分かるようにしました。
実印の押印て、あんな大事なものを押印するなんて正直嫌なものですよね。印鑑証明書取りに行くのも、時間がもったいないし、お金もかかる。私ならやりたくない。
そして、私から郵送した書類はシュレッダーの手間をかけては申し訳ないので、すべて返送してくださいと依頼し、切手不要のレターパックを同封しました。当然、住所はすべて記載しました。
ざっくばらんな話になりますが、お金は包みませんでした。先生が喜んでくれそうなお菓子にお礼のミニレターを添えてすぐに郵送しました。職員さんがいる時間に届くように手配しました。あまり無理しても仕方ないと思い、5000円程度を目安にしました。何が喜んでくれるだろうと考え、自己満足ですがお菓子2つ選ぶのに半日かかりました。でも、気が済みました。
この一連の流れで、先生が「めっちゃ必死だな!」と汲んでくれて大至急対応してくれたんだと思います。(もう関わりたくない、の方かも)
普通、こんな風にスムーズにいかないかもしれないけど、よかったら一連の流れのご参考にしてください!きちんとお願いすれば、きっと書いてくれますよ。繁忙期終わるまで待って、と言われたら、3月下旬に再度お願いしてみたらいかがですか。
私は開業登録だったので、本当に助かりました。1ヵ月登録が遅れれば、営業活動できずに1ヵ月分の事務所家賃を払うので、心理的に本当にありがたかったです。・・・といってもまだ売上げも仕事もないけど・・・
12月合格発表して12月に申請書提出は本当に厳しいです。勤務先の先生の全面協力があってなんとか滑り込めるかも?って感じだと思います。12月申請書提出で、2月下旬登録になるので、確定申告は少しできるかも?私のように1月申請書提出が一番多いと思います。1月申請書提出は、3月下旬登録なので、確定申告が終わってからの税理士登録になります。
在職証明書は、雇用保険の証明書と源泉徴収票でいいんじゃないの、あれだって公信力あるでしょ、と思いましたよ。
「在職証明書の壁によって税理士受験生が登録を諦めて、ニセ税理士の温床になっているのではないですか。雇用保険の添付で在籍証明書の代用とできる制度創設をぜひ検討してください」と税理士会の役員先生に伝えておきました!
受験勉強、頑張ってください!