JDL 相続税・財産評価システム研修

29.5.18 JDL 相続税・財産評価システム研修に行ってきた!@川崎

研修チケットを担当さんがプレゼントしてくれて(お願いした)、未購入の相続税・財産評価の入力方法を教わりに行ってきた。本来は18,000円、チケットで0円。

担当してくれた女性はアタリで、丁寧に親身に教えてくれたよ。

1、JDL 財産評価 10,000円

まずは財産評価のやり方から。サンプル事例を用意してくれて、モタモタ入力するのを、暖かく見守りつつ教えていただいた。

前の事務所では、財産評価は所長が作成し私が確認するという流れ。TKCで作成し、私が印刷してJDLに数値だけ打ち込んで申告書作成という流れだったので、JDLの財産評価は使ったことがなかったの。

やってみると、隣にインストラクターがいるからだろうけど、そんなに難しくなかった。操作は、慣れるしかないし。

土地・建物・預金・株式は、ここからデータを作る。

不整形地はちょっと特殊で、枝番を使う。うーん・・・大原で習ったやり方と違うな・・・ここは、この方法ではなくて自分で手計算して最終値打ち込む方がいいかもね。

土地の順番などは、後から変えられるよ。

1つづつの財産は、コピーも出来るので、贈与や二次相続の際にも使いまわしできる。

2、JDL 相続税申告書 10,000円

相続税・贈与税がセット。

私がいた事務所のほとんどの相続税申告書はJDLで作っていたので、操作は割と慣れてた。遺産分割シュミレーション的なものもあって便利よ。勤務時代に知りたかったよ・・・

プランごとに取得者変更して印刷して・・・なんてやってたのがあほらしい。

入力する場所がJDLは特殊で分かりづらく、いまだにイラリとすることが多い。入力できる部分は、色を変えてよ!

それでも、開業したてには超ありがたい。だって、1件受注するのか10件受注するのか分からないわけじゃない?開業したては、時間はあるから税務ソフトに頼らなくても確認できるし。

あと、未分割の場合の3年以内の分割見込書は、「申告書・申請届出書」を買わないとないよ。手書きするのが嫌な人は、8500円でご購入を。

相続時精算課税届出書などは、贈与税申告書に付属されてる。

JDL 相続税・贈与税申告書 → http://www.jdlibex.net/zeimu/product/sozokuzei.html

下の方に、一緒に付属されている申請書などの一覧がある

3、財産評価の連動

財産評価を修正すると、ポチリと指示すれば申告書に再連動する。使いこなせば、結構便利よ。(これが普通なのか、他を知らないからなんとも…)

微妙に「そこは連動しないんだ・・・」という残念項目がポチポチあり、まぁ年間10,000円で使い放題だからしょうがないと考えるかな。

財産評価と申告書で20,000円。勉強代として考えるにはまぁまぁなんじゃない。

税務ソフトに最終確認させたい派の人には相続税関連のJDLは向いてないね。実務経験者・受験生であれば、むしろ自分で確認するからいいかもしれない。

TKCとは全然違う。TKCは、税務を知らなくても申告書が出来るように作られている。非株の同族会社の判定とか、本当に素晴らしかった。私にとっては、使いにくかったね。自分の思い通りの順序に申告書が作れない、というのか・・・

4、サポート有料

JDLは、電話・FAX・メールいずれでも、操作方法などの質問は有料になっちゃった。10分2000円だったかな?大口顧客からの問い合わせは無料だと思う。サポートは当てにしない方がいいね。どうせ平日だけだし。

だから、安いからJDL、という選択肢もいいけど、大至急作らなきゃならぬ!うをっ金額は分かるのに操作が分からぬ!ピンチである!という状況にならないよう、使いなれたソフトが本当は一番いいよね。

でも、使い慣れたソフトがお高くて手が出ない場合には、JDLの申告書・申請届出書フォーム集を購入し、手計算して入力するという最終手段もある!

5、相続税シュミレーションなど

ほかにもJDLでは、相続税シュミレーションなどもあるみたいだけど、私は検討してない。9000円ほどみたい。納税者の目の前で計算したいな~なんて思っている。

操作方法分からなくてモタモタしてるのに、「この税理士、税法知らなくてモタついてるんじゃないか」と思われてしまうリスクがある。

6、残念ポイント

財産評価・相続税の残念ポイント。

・財産評価で他人に株式を遺贈したと設定したけど、相続税の納税義務者とは連動していない。だから、税務ソフト任せにすると、当該他人の納税義務がスルリと抜け落ちてしまい、税額を間違えてしまう。キャーッ恐怖。修正申告じゃないか。

・未成年者障害者控除の使い切れない部分は、教えてくれないかも?扶養義務者の欄があるので、自分で考えて手打ち。使わないケースがあっても、次画面へ行くときに教えてくれてもよくない?

・相続時精算課税適用財産では、確実に贈与税額が出ているのに教えてくれない。相続税の贈与税額控除は、納税の有無は関係なので、次画面へ行くときに教えてくれてもよくない?

もしかして、連帯納付の規定により、贈与者が納税した場合には、贈与税額控除がどうにかなるって規定があるんだろうか・・・「課された贈与税額」って書いてあるから、なさそうだけどな?施行令や通達があるかも?宿題だね。

7、感想

JDL税務ソフトは、やっぱり安くて助かる。ただ、サポートが弱すぎる上に入力方法が特殊なので、パソコンのセンスがない人は安物買いの銭失いになりやすい。研修会も有料だし。

JDLの財務ソフト(会計ソフト)はちょっと高い、でも機能は充実してるよ。展示会をよくやっているので、税務ソフトも含めて見に行くのはいいと思う。今回の川崎の研修は、アタリだった。こういうラッキーもたまにはあるのね。

取引先からは表面的に礼儀正しくされるけど、「金を運んで来いオーラ」光線が突き刺さり、なんか利用されてるだけなんだよな、という気分にさせられるのが開業したてのぼっち事務所の日常です。

先生と 呼ばれるほどの バカでなし

(関連過去記事)税務ソフトはJDL → https://mina-office.com/2017/04/12/jdl/

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。