29.12.7 経済世界研究会の第6回というものに参加してきたよ。@川崎市多摩区
川崎市の政治家が世界情勢と経済と今後の日本を斬る!的な研究会。
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・若い子はいずれ国造りに参加するから慌てない
高齢者しか選挙に行かないので、現状維持路線となっている!
これはもう耳にタコで、だからどうしたんだ、という気持ち。
「高齢者しか選挙に行かない」ことを問題視するのは変じゃないの?高齢者も人ですし。まもなく終了する高齢者も、これからの若者も一人一票。平等だ。
で、少人数派の若者は、「数では負けるし」と不戦敗している訳ではなく、ただ単に関心がないから選挙に行かないだけではないの?
年を重ねて行けば誰しも問題意識は持つものなので、その時期を待とうよ。
若い人は、洗脳されやすいから自発的にその時期が来るのを待つのもいいんじゃない。政治がワイドショー化しているのも悪いんじゃないの。自爆してるんだよ、政治家は。
提示するビジョンもない。道標も提示しない。目先の問題点だけ誇張して、他党の文句ばかり。(偶然にも、税理士会に対する不満と似てる!)
・若者の不満は爆発しない
研究会では、後半にちょっぴり「このままではいずれ日本の若者の不満が爆発するのでは」という問題提起も。
若い子は、しっかり教育されているので暴徒化するということは考えにくいね。やるとしても正規の手順を踏んだ平和的な表現方法となるんじゃない。
若い子たちは流行に流されやすく、すぐ冷めるので、学生運動みたいな時代は来ない。
この辺りは、外国と日本を比べてもな~という気がする。
彼らは安定志向で、自分が守られるのが普通と思っている気がする。家庭を持てば、心情や行動に変化が生まれるんじゃないのかな。私も、そうだった。無関心だったもん。
・地方に我慢を押し付けて良いのか
地方に我慢を押し付けてはならぬ。
地方で自分の故郷を守る人がいるから日本の治安は維持されている。(と、私は思っている)
だから、今回の勉強会で教わった、
「農業は、生命線としての農業と、ビジネスとしての農業を分けて考えるべきだ」という考え方には「おお~!」と思った!
都会育ちの私には、苦労が分からぬ分、「分かんないけどアリガト」という気持ち。
・「主権喪失に慣れすぎている日本人」
それだよ、それ。
アメリカの統治下にあったから、国民主権というスピリッツがないのかもね。そうかもね。
誰かがなんとかしてくれるのが当たり前と思っている。行政が何でも面倒見てくれると思っている。
問題が起きたら、国を相手に裁判することも出来る。
「国」が「自分」ではないという考え?
税理士もそうだよ、「どうせ税理士会が何とかしてくれるっしょ」みたいな、自分たちの資格の行方すら「誰か」が守ってくれるのが当然という考え。甘え。
税理士会の会費を払えば、なんでもやってくれるのが当たり前というサラリーマン的な発想は良くないよね。行動しないだけではなく、考えもしない人が多いみたいですよ。受け身が過ぎませんか、税理士先生。
わたしも、かもしれない。
・国民主権は単なる飾りか
「なんか違うんだよなぁ」と思うことがよくあり、「こうしてもらいたい!」にたどり着くまで考えたり勉強したりしないで、「ま、いっか」と忘れちゃう。
それが生活ってものかもしれない。
私の意見だけが正しい訳でもなく、今の方針に問題がない訳でもない。どうすればいいのか、分からないまま、「何となく、こっちの政治家でいいや」みたいに決まっていく議員。
市民は政治に関心がなければ、広告が上手な政治家ばかりが当選するのでは?富裕層の政治家に軍配が上がるよね。
政党交付金にも納得がいかない。サラリーマン政治家製造機に税金を使わないでもらいたい。政党政治は、誰が求めたのか、なんという法律の何条に規定されているのか知らないけど、政治家の都合のような気がする。
このようなムカつき感も、みんなの意見なのであるから受け入れざるを得ないよね。本当にみんなの意見なのかなぁ。
・最大の節税は選挙にあり
それぞれ、大変な思いをして税金を納税している。
その使途や、今後どんな社会がいいと思うかという意思表示のために選挙があり、政治家は選挙期間にだけ有権者にペコペコするんだからその時にしか庶民の意見はオーダー出来ない。
選挙には結構な税金が投入されているので、ぜひ活用し、あるべき社会・あるべき税制をたまには考えていったら、少しずつ好転するかもしれないね。