29.12.8 地元のオジサンたちの飲み会に飛び入り参加。@しんゆり
オジサンの話って面白いの知ってる?事業主ばかりだから、話題も豊富。
昨日の経済世界研究会でも農業について言及があり、ほんとだなぁ~と思っていたんだよね。
農業は、食べ物だから超大事。だから、規制や制約を設けているし守っている。と、農業経営アドバイザーの試験勉強で教わった。落ちたけど。
農業の「水」はみんなでシェアしているので、誰かが相談もなく農薬を使っちゃうと、その周辺の農家はすべてその農薬の影響を受けてしまう。
農業は、儲からないので農家のご先祖に対する思い頼りで今まで来たらしい。
登戸周辺には梨農家もあり、田んぼも探せばある。こんなに都会なのに、稲穂が風になびく風景が見れるんだよ。いいよね。
ここは、生産緑地も割と見かけるよ。
元々は単なる田舎だったのに、外部環境で勝手に地価が上がってしまい、相続時に納税のために土地を手放さざるを得ないケースもあったんだと思う。近所の小さな梨の木もなくなり、駐車場になった。
相続税とはなんだ。こういうケースをどう考えていけばよいのかな。
農家は儲からないから、後継ぎがいなくて、農業を引き継がないと農地ではなくなってしまう場合もあるんだよね。
納税資金のために土地を売却し、それを地元以外の人が購入する。購入者は外国人かもしれない。今まで、地域で守ってきたルールは、なくなってしまうかもしれない。
従来の「昔ながらの人がエライルール」は、つまらない。既得権益ってやつね。土地にも、新陳代謝は必要だよね。
一方で、新たな土地所有者が、長年そこで暮らす農家や近所の気持ちを重視せず、多数決でどんどん新しいルールを決めて行ったとするよ。これも、必ずしも正しいとも言えない。
昔ながらの人たちの意見と、新しい人たちの意見と、一緒に考えてみんなの妥協点を見つけていくのがいいのかなぁ。・・・これは農家に限らず、なんでもそうなんだよね。で、政治利用されている。なぜなら、一人ひとりが真剣に考えないから。
地方の人に、郷土愛を人質に国防を押し付けている気持ちにもなるけど・・・。
都会に住んでいると、意識しないと忘れてしまう農地・国土、という考え。私は色々考えるんだけど、どうしたらよいのか、根本的な問題点すら、分かっていない。でもさ、無関心よりはエライでしょ!
今日は、NHK教育テレビの72Hで「小笠原村」を放映していたみたいね。
複雑な歴史がある離島、小笠原村の父島でわずかな時間を過ごした私は、随分と人間に深みが出来たわ!(って自分で言っちゃうっていう!)