29.11.5 個人事業主の勘定科目は、割と適当でよいです。「家事費を経費に算入していないかどうか。」個人課税はこれが全て!
「専従者給与」は、特別扱いなので他人への給与とは区別して記載してください!
・接待交際費と会議費?どっちでもいい
「接待交際費と会議費としっかり分けましょう」は、法人の場合なので、個人はどっちでもいいです。5000円以下は会議費、も法人の話です。個人は関係なし!
「接待交際費の限度額はいくらまで?」よくある質問ですが、個人の場合の限度額はないです。
支出した内容によって、経費にならないものがあります。これは、それぞれの事情によります。「いくらまでであればセーフ」のような法的な金額ラインはありません。
個人の場合、飲食費のうち「お酒の席は接待交際費」「お酒のない打合せは会議費」などの一定の基準で分けて計算し、毎年の金額比較に利用される方もいます。
こちらも、業種によっては他の勘定科目も考えられますので、一概に言えないですね~。
個人事業主は、勘定科目や金額ではなく、内容が大事!(法人もだけど)
・青色申告会のすすめ
なので、個人事業主さんは、何時間もインターネット検索するよりは近所の青色申告会に加入する方が良いですよ。だいたい年間20,000円~25,000円ほどが会費の相場みたいです。(私も会員です!)
「ちょっと聞きたい」が会費の範囲内で聞けます。顧問税理士をつけるほどでもない個人事業主には、まさにピッタリです。税務署は、一般的なことしか教えてくれませんが、青色申告会は実際の領収書を見てアドバイスしてくれます。
微妙な経費計上などには厳しいです。これは、青色申告会は税務調査に立ち会えない(税理士に限られる)ことから、保守的な決算書作成をして会員さんを守っているから、と私は思っています。
記帳指導もしてくれるし、融資関連・労災関連の相談もしてくれることもあるようです。小規模共済も、青色申告会を経由して加入(銀行にいく必要がある)できます。会員限定の健康診断(有料)や、バス旅行(有料)もあります。
法律相談や相続相談は、一定期間で弁護士・税理士の無料相談会があるようです。
会計ソフトは指定されることがありますが、弥生やMFクラウドやfreeeなりで続けたければ相談してみてください。入力方法は青色申告会では分からないと思います。こちらはご自分でネット検索で出来そうですよね。
使い分けをして、領収書を持参しての相談や経営相談は青色申告会にすればよい訳です。
青色申告会は非営利団体で、加入者は「会員」でありお客様ではないので誤解なさいませんよう。また、法律上、支援してくれる範囲も限られます。
・自分で集計する時間がない場合
忙しくて丸投げしたい場合には、税理士依頼がよいかと思います。安いところだとネット完結で5万円くらいからあるのでしょうか?データ量によって追加料金がないか、よく確認した方が良いです!(私は金額設定は高めにしています。ネット完結はしませんです)
個人事業主さんで平日の昼間に時間がとれるのであれば、青色申告会に加入すべきですよ。格安税理士より、事業主さんを大事に扱ってくれますし、おすすめです。ご自分に合わない・会計に自信を持てたら、退会届をペラリと提出して卒業すればよいです。
2月中旬以降は、既存の会員さんが優先されがちのようなので、早めに入会してある程度の仕組みや記帳指導を受けておくのがオススメです。
間際になってからでは、青色申告会でも税理士でも、誰も相手にしてくれませんよ!はやめ!