2019.8.28 夫とトーキングしていて、私はひらめいた!失われていく街の本屋さんをどうしたら呼び寄せられるんですか。
・まちの本屋が消えゆく
わたしのまち、向ヶ丘遊園駅には、とうとう本屋がなくなってしまった。
駅前(南口)のライフの2階にあった本屋さんは、不動産屋さんになり、ライフの前でキャッチの営業マンが「不動産、いかがですか?」と、歩行者に声をかける街に変わった。
駅から徒歩数分のダイエー(イオン)にあった小さな本屋さんは、文房具販売スペースになった。文房具スペースもだんだんと小さくなっていってる。
本も文房具も、もう誰も買わないのかしら。
わたしも、アマゾンやアスクルで買っているから・・・・。わたしが、まちの本屋を潰したのかも!(さすがにそれは自意識過剰)
・知識の偏り。インターネット
「本」は本屋さんで買うもの。
さまざまな知識の取得方法は様々だよね。インターネットで自ら選んだ世界だけがすべてではないって思い知る方法はなんだろう。
本、でしょう。
テレビは広告だし、新聞も同じ。わたしはテレビも新聞も見ずにニュースはネットで見てるし・・・。
そうすると、本屋さんでぼんやり徘徊しながら見たことない本を見ることがすっごく刺激になるんだよ。
編み物!とか、園芸!とか、アイドル!とか、ノンノ!とか。
流行っているらしいアニメみたいなのがあったり。
・・・・まぁ、所詮、本屋さんに並ぶ本だって、なんらかのバイアスによって選ばれているんだから、つくられた流行を知るという程度にしかならないのかもしれないけど。
中学生の数学のドリルとか、資格試験の問題集とか。幼児用の絵本とか。少しずつ、時代の変化を感じることが出来るのも本屋さん。本屋さんの看板もレイアウトも店員のエプロンも変わらず、置いてある本だけが変わっていく。わたしは、過去の風景を思い出す。
・本屋 再生。出版社が本屋経営ってのは?
本屋さんをね、出版社が運営するのってどうなのかしら。
〇〇出版と××出版と、みんなで共同出資みたいな感じにして本屋さんを運営すればよいのでは?
本屋さんが潰れちゃうのって、本が売れないから家賃と従業員給料が出ないからでしょ?儲かってれば、本屋経営をやりたがる人はいるよ。
本屋さんは、売れ残りがないから、在庫を抱えてしまって潰れることがないと聞いた。であれば、固定費を賄いきれないってことだと私は思ったわけ。
で。
ネット販売で商品を売るお店って、実店舗を欲しがるんだよ。ネットで調べた後、実際の商品を見たいというニーズは奥深いから。逆でもいいの。先に実物を見てから、ネットで購入してもいい。
つまり、商品が売れれば店舗が赤字でも利益が生まれる、という現象を指しているんだと思うんだ。実店舗とネット販売を組み合わせて相乗効果ってやつ。
だから、本屋が減ると、「思わず買い」が減り、ベストセラーが出にくくなって出版社が苦しくなる、だったら出版社が赤字覚悟で本屋という実店舗(ショールーム)を持てば本が売れるんじゃないか!という答えになりました!
もし、出版社協会がお金を出し合って、サンプル販売に近いつもりで本屋という実店舗を展開すれば、少なくとも街に本屋があることにはなる。コンビニの直営店みたいな感じなイメージ。
す、すごい!私って天才かもしれない!ヨシ、出版社に提案して大金持ちになろう!あっ記事を公開してたらパクられてしまう・・・急いで知的財産権に登録しなければならぬ。(*’▽’)キャー
・・・現在ある、自営業本屋さんが困っちゃう?うーむ。大資本に呑まれる中小企業、という構図を考えてしまいました。反省いたします。
でもさー!まちに本屋は必要だよ。本屋も市民も、経済的&文化的なハッピーエンドってどこかにあると思うんだよ。
・本と私の未来
とりあえず今日は、本記事を見て「あなたが本屋の救世主です、ありがとうございます。ぜひお礼を金銭でさせてください」というご連絡があることを夢見て寝よう。(なんか詐欺っぽい。騙されないゾ!)
・・・よりリアルな理想は、「本屋です、あなたのような本への愛を持っている税理士に税務顧問を」という連絡を夢見て寝ます。ワクワク♪