ライブから学ぶ。表現力・伝える力考

2019.12.22 無料ライブを見た雑感。

前回の記事では、「相川七瀬と大塚愛の無料ライブ見てきたよ、いいでしょ(*’▽’)」という自慢を書きました。

(関連過去記事)東京競馬場×有馬記念×ライブ2019 相川七瀬&大塚愛→ https://mina-office.com/2019/12/25/arima-raibu2019/

そこでは、

1、相川七瀬さん会場を盛り上げてくれた!さすがプロ!

2、舞台裏事情は観客の熱量に影響する

3、大塚愛さん自分の歌を届けたい派?

と思いました。

本記事では、自分が「したいこと」と自分が「求められていること」を見定めるのは大事だ、という話をし、とはいっても自分の想いって大事だよねという結論を綴ります。

1、会場を盛り上げてさすがの相川七瀬

本件は、競馬場の無料イベントの一環です。観客の目当ては競馬であり、その帰りについでに見ていく人たち、を楽しませることがミッションだったと思われます。

相川七瀬は、バラードを謳わずにアゲアゲの曲を選曲。それが相川七瀬さんの標準スタイルでもあるのかも。

こういう、ファンではない人たちを前にトップバッターを務めるのってツラいもんあるよね・・・・。アウェイ感というのかなぁ。会場が盛り上がるまでに時間がかかる。

年の功もあるんだろうけど、バンドも一緒になって会場をリードする技術がさすがですっ

歌声をマイクが拾わなかったりもしただろうし、休みもせずに動き回るから消耗もしたと思うし、歌声的にベストではなかったかも。(バンドはすごかった)

けど、観客を楽しませるという目的を果たしました!ベストの歌声はCDで聞けばいい。プロ意識を感じましたわ~。楽しかったありがとう。

私は思う、自分の得意なことと、それを生かすための表現方法が合致しているといいんだなって。

2、手際の悪さは印象の悪さ

スムーズな運営って必須だよね。手際の悪さは悪影響だし、終わりが見えない待たされ方をすると、人はイラつくよね。

マイクテストが長すぎたのもあるけど、マイクオフであれば、あんなに不穏な空気にならなかったと思うんだよね。

意味の分からない言葉を延々と聞かされると、人はイラつくんだ。疎外感、なのかもしれない。

待たされるにも限度がある。長い説明への忍耐力には限界があるのかも。

だから、専門用語は「相手がなんとなく分かる」程度には伝えられる技術がないと、納税者が可哀想なんだな~と。

でもな~。法律って説明を端折ると「説明責任が!」と問題になるから、「何となくでも伝えとくね」ってのが多いんです、ごめん!

3、聞かせたいなら

大塚愛さんバンドは、私にはハマらなかった訳ですが、生演奏をベストな状況で届けるのが仕事、という考えに基づいたんだろうなぁ。

そういう人も会場にいたと思うからいいんだろうけど。

聴きに来ている人ばかりとも限らないわけで、今回のように不穏な空気にしてしまうのは得策ではないのかも。

もしかすると、チューニング男性が張り切っただけなのかもしれないけど、「ちゃんとやらないとボーカルが怒るのかなぁ」なんて思わせたりもして・・・。

自分のやりたいことを、やりきるってイイよね。それって理解者たちの中だけでやってほしいなって思う時ある。

4、空気を創造するには

私は単なる一観客だったわけだけど、他の人はどう思ったんだろう。マーケティングには正解がなくて、当初の見込みと結果って異なることがあると思うんだ。

最近は、データで傾向を読んでその通りにしようとする風潮を感じますが、AIなどの便利ツールで人の心は読めないし、現場の空気感で柔軟対応できれば「結果」は変えられるのかもしれません。

結果を築き上げる力、空気を左右させる力を身に着けるにはどうすればいいんでしょう。

専門性の積み上げ努力と、相手に対して「伝えたい!」の思いの2つなのではないかしら。

以上、修行不足の身でありながら、愚考いたしました。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。