2020.9.5 都会の人が、観光も兼ねて地方でテレワーク(在宅勤務とは違うようだけど)することを「ワーケーション」と称することがあるようです。
ワーケーションとは、「ワーク(労働)」と「バケーション(休暇)」とを合体させた造語だそうです。ウィキペディアより。
労働法上、問題あるのかどうかはともかく。
私はワーケーションについて考察致します。
部署ごと4日間ワーケーションとか、良いのではないですかね!来れない人は遠隔会議。
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昭和時代のワーケーションは、「社員旅行」です。
以前、タツノコプロの思い出話を聴講に行きました!(稲城にてメカデザーナーズサミット2018)
その際に、笹川さんが制作の社員たちと共に河口湖(だったかな?)で泊まりがけで旅行に行った話をしてくれた。
みんなで集合して昼、近くの林を散歩したり観光したりして過ごし。ゆっくり温泉に浸かり。
夜は宴会。その後、部屋でゆるい二次会を行い(布川さんが麻雀で抜け出したり)。そのような環境だと急に制作活動がはかどり、建設的な意見交換がなされ、企画が一気にまとまったという話をしてくれた。
・・・・これってワーケーションですね。
制作や企画には、担当部まるごとワーケーションに行く、というのがいいのかもしれない。会議室に閉じこもっても何も生まれなかったのに、日常を離れて散歩している間に、それぞれが考えているんだ、そのようにおっしゃっていて。
それだよ、笹川さん!!
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私は8月30日に湯野上温泉に泊まりに行きました~。(*^_^*)
ワーケーションできそうな宿だったわ。Wifiもあったし。
周りには田んぼと山と会津鉄道と源泉掛け流しの宿。
20人くらいで宴会出来そうな大食堂があったので、機材を持ち込めばプレゼン会議なども可能そうだったわ。
いま、経済がパッツパツで会社の予算に限りがあるから、タツノコプロ時代のように品質を求めて予算組むような仕事は贅沢なのかもしれないなぁ。
けど、思い切って部署ごとワーケーションという名の社員旅行を行い、
1日目(月曜日)は夕食までに現地集合(土日前乗りして観光するのは自由)、
2日目(火曜日)は午前中は企画プレゼンなど会議、12時~15時まで休憩、15時から会議。夕食後は非公式飲み会議。
3日目(水曜日)はみんなで観光など、社員旅行。16時~会議。
4日目(木曜日)は各自解散(金曜有給で土日に観光するのもあり)
翌月曜日までに報告書・企画書提出。
みたいなのいいな~。ダメかな?ケンカするかしら。
結論だけ出し合って会議効率化、みたいなのって現実的じゃないと思うんです。考える時間、相談しながらゆっくり話を進めるって大事では?
浸透する時間が必要だ、と思うのです。
欧米と違って、日本は和のこころがヨシとされるので、根回しや空気読む力が必要だから。連携とれる時間をたっぷりとって、建設的な議論する方がいいように思うんだけど。(結局上司のご機嫌取りで終わる会社が多そうだけど)
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わたしの仕事はワーケーションが出来てしまうけど、やっぱり用事がなくてもクライアントの近くにいたいので月に数日程度でしょうねぇ。
空間的に遮断された場所にいると、それだけで気分が切り替わって考え事に集中できるのがいいね。思考がこんがらがったら、ワーケーションってすごくいいです。
(夫へ。わたしは事業主なので、観光を含んだワーケーションではなく完全なる仕事です。し・ご・と!)
昔の作家が宿の閉じこもって執筆したのって分かる。
しかし、調子に乗ると破産するかもしれません・・・。(゚◇゚)ガーン