1年間の税収っていくら?令和7年度予算を確認

2025.5.28 令和7年度の税収額ってどのくらい?→1年間で125兆円くらいの見込みです。

国税の税収予測は78兆円。地方税の税収予測は48兆円。

小学生から質問があり、ビシと答えられなかったので調べました~。120兆円くらいだったと思うけど、違ったらごめん、言いましたがセーフ!でしょ。(ヨカッタぁ~ホッ)

・国の年間税収は78兆円くらい

令和7年度の国税の税収予測額は78兆円、財務省のホームページから!

財務省HPより→ https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/a03.htm

個人が負担する所得税(源泉所得税も含める)は22兆円予測。

法人が負担する法人税は19兆円予想。

みんなで負担する消費税は25兆円予測。(店負担の税金、という人もいますが)

富の再分配のための相続税は3兆円予測。

その他、各種の国税は省略します~。

国税庁HPの学習コーナーは令和6年度ですが、構成比が分かりやすいです~。

国税庁HP 学習コーナー → データ集 | 税の学習コーナー|国税庁

 

 

・地方の年間税収は48兆円くらい

令和7年度の地方税の税収予測額は48兆円、総務省のホームページから!

総務省HP 地方税収の推移PDFより → https://www.soumu.go.jp/main_content/000998622.pdf

個人が負担する個人住民税は15兆円予測。

法人が負担する地方法人税は7兆円程度予測。

みんなで負担する地方消費税は6兆円予測。

不動産所有者等が負担する固定資産税等は11兆円予測。

地方税は、県と市町村に分けるので、地方税全体の税収は読みにくいかもしれないけど、県の税収は21兆円、市町村の税収は24兆円。

 

地方税全体で48兆円予測が、県21兆円と市町村24兆円だと合計45兆円で、3兆円数字が合わない!

その3兆円は特別法人事業譲与税だそうです。法人事業税にプラスして税負担し、一旦は国のお財布に入り、都道府県ごとに割り振られるそうです~。

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地方自治という考え方があって、住民にとって、川崎市→神奈川県→日本、という身近さの順番があります~。けど、自分のまちだけ良ければそれでいいよ、じゃないんだよ~。

・消費税 国税・地方税の税率推移

消費税10% → 国7.8% 地方2.2%(令和元年・2019.10.1~)

<インボイスは令和5年・2023.10.1~>

軽減税率8% → 国6.24% 地方1.76%(2019.10.1~)

※ 軽減税率8%は、据え置きではなくて一旦全部10%になり、その上で下げたので8%だった消費税と軽減税率8%では国と地方の振り分け割合が変わってます~。経過措置8%とは違うんですよ。おもしろいよね、税金て。

消費税が8%だった時代は、国6.3% 地方1.7% (2014.4.1~2019.9.30)

消費税が5%だった時代は、国4% 地方1%(1997.4.1~2014.3.31)

消費税が3%で始まった時代は、国3%で地方はありませんでした。(平成元年・1989.4.1~1997.3.31)

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。