2025.9.21 また行ってきた、川越!川越市博物館のことを書きました~。過ごしやすくて展示も見やすい博物館でした。
・川越市博物館に行ってきました
川越市博物館に行くには、川越駅からバスがあるけど、川越市役所から歩く・川越氷川神社から歩く、の選択肢もありそうです。川越城本丸御殿がすぐ近くです。
川越市博物館の入場料は200円、共通券がありまして、私達夫婦は博物館とお城(100円)だけなので通常券にしました~。博物館&美術館&お城の3か所共通券は370円。
私はじっくり展示を見る派なので1時間じゃ足りないけど、普通の人なら1時間もあればいいのかも?100円が戻るコインロッカーあり、助かります。資料室があるけど、コピー機はなかったです。
令和7年9月、カフェはないけど、入場前の箇所に自動販売機と無料休憩所開放してます。
記念スタンプは入場口にありました!
水琴窟ありました。
・博物館の展示
川越市博物館の構成が変わってて、イイよ!
江戸時代から始まります。観光客は江戸時代を求めてきている人が多いのもあるし、川越の自慢、特色が出ているからかもしれないわね。
1時間くらい展示を見ていまして、場内アナウンスがあり
14時からの学芸員さんの解説があると知りました。参加しました。追加料金なし!観光時間や移動の時間があるので途中で離脱して構わないとのこと。途中から合流された方もいました。
30分の解説、延長してくれて45分くらい解説してくれました。面白かった~!
・運送が儲かった
江戸時代の川越のまちづくり、舟運がすごく儲かったことが分かりました。川ってすごいんだな!
川越は米が作れるし運送業もある。お金があるから商業が活発になる、お店が出来る、好循環がありました。
・延焼防止と建物づくり
立地の関係で強い風が吹き大火事が発生。延焼防止のための建物づくりや工夫の技術が発達していきます。
川越は間口税はなく、広さで課税されたそうなのです。お店を多く並べるために長方形の造りになっていて、火事の延焼防止のために同じ方向に付けられたそう。
お店もすごいんだよ。間口が狭いから木製のシャッターで、火事になると防火扉を職人がするんですって。
川越の店の建物が黒いのは、やっぱりカッコイイね。江戸に憧れて真似したと解説されていたけれど、川越くらいのコンパクトな町は遊びやすくていいわ♡
・太田道灌
博物館の奥に江戸時代より前の時代の展示がありました。
室町時代後期から戦国時代に関東で活躍した武将、太田道灌(おおた どうかん 1432-1486)のことが展示してあり、作成映像もありました。神奈川県の伊勢原でも太田道灌推してるよね!通りすがりの民家に蓑(みの)を欲しいと頼んでもくれなくて、後から貧困だからと他の人に教えてもらい、自省するというエピソード(創作かも?)をどこかで聞きました。
・河越氏から徳川家への統治変遷
川越は室町以前は河越氏が統治(という?)、室町時代は上杉家が支配。その上杉家に仕えていた優秀な太田道灌は、上杉家に風呂上りに謀殺されてしまいます。この後、上杉家は小田原からの北条氏(2代目)に滅ぼされてしまいます。
こうして、川越は北条氏の統治になった。豊臣秀吉が小田原攻めで北条氏を破った後、川越は徳川家の領地になりました。
・天海大僧正(喜多院)
徳川家康・家忠・家光まで、徳川家の信頼が厚いお坊さん、でいいのかな。108歳まで、長生きと言われてます!(1536-1643)
関ヶ原の戦いの後、宗教行政に参画した、とあります。比叡山の復興を頑張ってくれたことをきっかけだったようです。
・機織り体験
今日は特別に機織り体験イベントがありました。体験させてもらっちゃった!
結構難しいな~。準備が8割、とのことでした。会計と同じだネ。
機織り、ちょうど勉強している本を読んでいて農家の奥さんの副業なイメージでした。
最終完成品(織物)のデザイン、構成、原材料の糸の用意、構成を設定、までを織物の職人など専門家が準備して、織るのだけお願いしていたみたいに思えました!
そうなのか~。農家の農閑期の副業はそうなんだろうけど、内職に近いものだったのかもね。
作業時代は複雑じゃないんだけど、途中から織りが粗くなってるのが私のような素人目にも分かりました。力具合だったりで出来栄えが違ってた!副業、内職といえど作業で仕上がりに差が出るので、丁寧にがんばる人に仕事が集まっていたかもね。