勤労学生控除は、所得控除ではなく給与所得から控除できる、特定支出と同様の取扱いをした方がいい!
1、勤労学生控除27万円
勤労学生控除は、学生だけど働いている場合には27万円の所得控除をつけてよい、という制度。
勤労学生控除という考え方には大賛成!学生は、バイトしたらいい。特に大学生は休みが長いみたいだから、出来るだけバイトして、社会勉強したらどう?向き不向きってやってみなきゃ分からないよ。
新卒で入社して、色々とビックリしてすぐ辞めちゃわないようにさ。プレ就職活動で、内定者アルバイト制度があるらしいけど、合わなかったらどうするの・・・
2、大学生はバイトで社会経験を!
庶民が夫婦で頑張ってなんとか塾代を捻出して子供は大学入学させてもらっておいて、バイトしないってあるの?理系とかで勉強がめっちゃ忙しいとか?
可能なら、学費や小遣いくらいは自分で稼ぎなよ。
大学受験する人って、高校生バイトはやらないよね?大学生でバイトしないでいきなり社会出ちゃうの??怖くない?
大学生はコンビニや飲食店でバイトして、バイト先で怒られて、失敗からたくさん学んで、バイト仲間作って、キャッキャやって、サークルの遠征費(?)を稼いで、夏は友達と旅行して、クリスマス正月はバイトしたらどう?
私は高校生の時、大学生と一緒にバイトした。仲良くなって遊んだり、とっても楽しかったよ。今でも思い出す、仕事だけじゃなくて物事の考え方を教わったんだ。感謝してる。
3、貧乏の強み
特定扶養の扶養控除のような、金持ち優遇制度については「既得権益」で、「貧乏で専門学校に行けないのは可哀想」、とか何言ってるんだ。
学費は借りられる。でもね、貧乏な家は、子供が就職せずに専門や大学へ進学すると、家に入れてもらえるお金がないわけ。
差額原価という考え方があって、進学をあきらめて年間200万円の収入を得てくれる場合と、進学させて年間100万円の収入を学費などに使われてしまう場合とを考えたら、経済効率からすると前者なんだよ。
ちなみに、貧乏な家は、将来の投資という考え方はないよ。4年後の20万円より明日の握り飯が重要。
貧乏な家の子は、進学を諦めるのは珍しくないんだよ。
人生に平等はない。日本国憲法は、「機会の平等」をうたっているだけ。与えられた環境で生きるのが生活というもの。雑草育ちは悟って、それを武器にするんだ。ひらめきや、知恵がつくよ。学校で教わらないから、自分で切り拓く。
4、勤労学生控除は、特定支出と同様の取扱いを
特定扶養63万円は金持ち優遇だからいらない。扶養控除は38万円で充分。
勤労学生控除については、130万円までの給与収入であれば、親の扶養に入れるように、給与所得から27万円を控除するようにしよう!ちょうど、社会保険の扶養にもなるじゃん。
だからといって、金額リミットを設けると、繁忙期に「扶養から外れそうなんで休みます」という人が出てくるから大変だったりするみたいだけどね・・・
なんとかならんかな・・・