東京サークル H30税制改正要望

神奈川に続いて、東京サークルの税制改正要望書も見てみる。…多すぎて読みたくな…

1、所得税

寡婦控除、未婚の母について言及している!ありがとう!所得要件と男女差別もお願いします!

年末調整廃止論には疑問。給与所得者の実額での給与所得控除には疑問。

相続があった場合の相続人の青色承認申請の期限の延長は賛成!!

基礎控除を増やせ、か。いいけど、扶養親族の所得控除金額も増やせ、はおかしい。家賃などの固定費があるんだから、世帯の基礎控除って考え方を取り入れるべきよ。

親族の経費不算入は、社会が変動してるから対応していこ、とのこと。

土地の売却損も損益通算してくれれば、借金のカタに土地を売却しやすくなる?

相続生保年金のことも言及している!よかった、私のアホ発想でもなかったんだ!

・(感想)値上がり益が二重課税では?

(過去関連記事) 相続税と所得税の二重課税問題 相続生保年金 → https://mina-office.com/2017/02/12/niju-kazei/

ところで、相続税を納税するために、相続により取得した不動産を売却した場合には譲渡課税もされるよね。相続税の計算上、その不動産は時価(相続税評価額)で計算して相続税を算出するよね。

その時価で計算された不動産を売却するときは、所得税法60条1の取得費の規定により、被相続人が取得した時期と金額を引き継ぐのね。

なんで相続税の計算では時価で計算したのに、売却時に被相続人の取得費なんでしょう。

当初の取得費と時価の値上がり益は、相続税の計算で反映されてるじゃない?必ずしも相続税が課税されないとはいえ、しっくりこないな。値上がり益部分が二重課税ではないのか?

違和感がある。私がアホなだけ??

2、法人税&所得税(共通)

法人税は全般的にフーンて感じ。ゴーイングコンサーンてなんぞ?

法人税所得税の共通として。

減価償却は定率法も認めて、とのことだけど、定額法の一本化ではどうだろう?30万円未満、20万円未満、10万円未満の減価償却資産で取り扱いが違うのは税の簡素化とかけ離れてるよね。全部30万円未満特例okにして、償却資産税廃止しよう。建物の固定資産税も廃止にしよう。

災害関連は、指定災害はズルじゃなければ、税務署長のやむを得ない場合には特別に税制優遇OK、という規定で何でもありにしたらどうだろう。国民の理解は得られると思う。

特例納付についても言及してるね。関係ないけど、報酬の源泉徴収はいらないと思う。源泉徴収は、給与・退職・非居住者、だけでよいと思うわ。報酬は国内の事業主なんだからさ・・・徴税コストカットしよう。

3、消費税

消費税については、ほとんどの意見で考えが違った。軽減税率や領収証関連はともかく、基準期間という考えは必要だと思うの。

4、相続税

遺言執行費用の債務控除を、という意見有り。前払いに限り、という限定にすればいいかもだけど、金持ち優遇っぽいし、士業達の権益守るためって思われそうだから、微妙ね。

財産評価の法律化には疑問。税法で縛るな、と言ってみたり決めろと言ったり、よく分かりませんな。

5、国税通則法・税務調査関連

あ・・・もう、こんなにいっぱい、分からないことばっかりじゃないか。なんなの!?

(ブツブツ言いつつ読む)えっ事前通知って書面じゃないの?反面調査って、そうなの?税務調査上ではこんな実情なの?修正申告ってそんなルールダメでしょ。というものが満載。

租税法の最終回で勉強したことがなかなかまとまらない。今回の税制改正要望書と照らし合わせて、再度読み返さないと!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。