29.6.22 @代々木で不服申立ての連続講座2回目に参加。外部に対する文章の作り方のコツについて、勉強してきたよ。3回目、最終回についても。
今回の講師の先生は、上場企業で株主に対して報告書を作成した経験もある先生。それって、単なる先生の好みなんじゃないの、とか思いながら聞く。
1、文章には、決まりがある
ガックリ。そういう形が決まってるやつは、つまんなくて苦手だな。
裁判的なものは、読み手がしっかりした文章を読みなれている訳で、そちらに合わせていかないと真面目に読んでもらえないよ!頑張ろうぜ回である。
日本語なんだから、フランクにいこうよ。伝わればいいじゃん。という訳じゃないらしい。
確かに、裁判の傍聴に行ったときも順番が決まっていた。後から思い出して話すのはルール違反として「裁判長!」とストップがかかったりするの、法廷のテレビで見るよね。
公平なジャッジを求めるのに、そちらに入れ物を合わせないといけないの?とか反抗心を持ちながら聞いていた。
2、例文を読む
13通りの資料を用意してくれて、先生が丁寧に解説。
資料には、「マンション住民に対する注意書き」「請求書」「中学生の発表」「ディベート大会の一部」「対比の文章」「有価証券報告書 良い例と悪い例」「司法試験の採点者の意見書」などなど・・・。
全然違う世界から、「文章」というものを見る。
入れ物に合わせるというより、俺ルールだと相手が読みにくいんだね。反省点だな。
相手にストレスなく伝わるかが大事であると。
途中から、役所に対して文句言うための書類の書き方の勉強ということをスッカリ忘れて、工夫すべき点がどんどん湧いてきてためになったよ。
新鮮な驚きで、文章の授業は意外だったけど楽しかった!
3、実際にアドバイスをもらい
今回の不服申立て連続講座の3回目、29.7.6では、実際に私たちが作成した文章を先生がじっくり見てくれて、丁寧にアドバイスをくれた。
自分だから分かり切っている問題点が、相手には伝わってない(先生は何が言いたいのか分かっているが)ことが多かった。これでは、相手が困っちゃうよねぇ。「えっ!そこ!?」みたいなアドバイスがあり、他人に見てもらうってありがたい。普通、こんな風に教えてくれないし。
他の仲間の文章を読むと、自分ではきっと出てこない表現だったり、冷静でまとまった文章。「それそれ!」というものが多くて、さすがよ。重要視する論点が全然違ったりしていて、おもしろい
仲間の、さすが~♪な部分にもアドバイスがついていて、正式文書とは奥が深い。なるほど、そこまで言及すると更に説得力が増すんだなぁと感心した。
4、今回の論点は
国税不服審判所の判決は正しいの?全文読んでないから、決めつけはよくないね。(国税不服審判所HPより)→ http://www.kfs.go.jp/service/MP/02/0403170000.html
私は論点は、家事費じゃありません、以上。だと思うんだよ。あと、売上げに繋がったかどうかで経費性を主張したくなかった。今回は、それすら武器にするというスタンスもあったと思うけど。
売上げがゼロでも広告費は経費だ!
売上げとの対応関係、と課税庁は主張するらしいけど、売上げの増減で経費性を判断するということはない。
逆に、売上げさえあれば、なんでも経費になるわけではないよ。中身が重要。
今回は、文章の構成方法もだけど、他の仲間の考え方が見れて、とても勉強になった!