不公平に耐えられない

29.11.2 教育テレビ見てた。
貧富の差はなぜ起きる、モーガンフリーマンの時空をこえて。を見たよ。

人間は、少しの不平等には耐えられるけど、不公平には耐えられないんだって。

不公平とは、隣の人より仕事が大変なのに同じ給料、ということらしい。

テレビでは、猿ちゃんたちの集団生活を研究している人が発表していた。

2匹の猿ちゃんに対して、同じ仕事をさせる。出来たらご褒美のピーマンをあげる。そのうち、右の猿ちゃんにだけピーマンの代わりにブドウをあげていた。

左の猿が、しばらくして「あっあいつブドウもらってる!同じ大変さの業務量なのに、僕はピーマンのまま!」とムカついて、ご褒美のピーマンを叩き返すようになった。

 

あー。あるよね。納得いかない基準で給料を決められて、あいつと同じ(低い)給料は耐えられない!とかいって職場を辞めるってあるあるだよね。

番組では、貧富の差はなくならないが、恥の文化で人間は、ズルをしない協調的な社会生活を送るための判断をしてるんだって。

どこかの国では、税金の滞納額の大きい人から500人をネットで公開しているらしい。昔の日本にあった、長者番付の逆バージョンだね。

 

ところで、この頃の私は、所得の再配分機能が足りない足りないと、税理士や税制調査会で聞くことがあった。

そうなのかなぁ。

所得の再配分って必要なのかなぁ?

今までの社会は学閥で入社や出世が決まっていた。ブランド名やコネがあれば仕事は取れていた。

今は、貧乏出身でも知恵で起業して自分の力で経済力が築ける社会的な兆しが見えてきた気がする。(願望)

所得の再配分機能の強化より、能力を活かせる社会を応援する方が、公平性が保てるんじゃないかという希望を持ちたい!

豪華な生活もいいかもしれないけど、身の丈にあったささやかな生活って幸せだよね

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。