稲城市 桜・梨の花まつり8th

30.4.8 登戸の隣町、稲城市のまち祭りに行ってきた!

葉桜と、ほどほどの梨の花を見て、ちいさな街のフェスティバルを満喫ツアー。

南武線、稲城長沼駅から徒歩15分ほどの稲城市役所付近にて、三沢川沿いに出店・パーキングでイベントが行われ!4/7(土)と4/8(日)の二日間開催。たくさんのお客さんが来ていたよ!

梨の花

・市役所近辺の道のり 梨農家

駅前の再開発により更地が多い稲城長沼駅は登戸駅のようにちょっと寂しい。

稲城長沼駅前

市役所までの道は、15分ほど。梨園を眺めながらなのでほんのちょっとの距離に感じたよ。

あ~、昔はこの辺一帯が梨園だったのに、道路を作ったから畑が分断されたんだな、土地が値上がりしたから、農地を売却してアパート経営を始めたんだな、この新しいマンションは相続により売却したんだな、という想像がたやすい街であった。切ない。

ヴィンテージなおうちもあって、一瞬時代劇な気分になりつつ市役所へ。

市役所から稲城駅方面へは、三沢川・桜・梨園・京王線・緑深い丘陵となっていて、行政→水→花→食べ物→鉄道→自然、となっている。ウヒョッ

今日は出店があるので、出店と出店の隙間から梨園と京王線の電車がチラ見出来てたいへんラッキー感があったわ!梨チラと電チラ

・おまつりの様子

稲城市 桜・梨の花まつりでは、色んなイベントや模擬店があったよ。

・「はしご車」搭乗体験
稲城市 はしご車搭乗体験の様子

小学生限定!あの高さから下へ降りてくるスピードが結構速くて見ててビビる。本当はもっと早く降ろせるのかもね。

消防車は、実働がないに越したことはないね。

こうして技術の高さを見ると安心するわ。

稲城市のマスコットキャラクター、いなぎなしのすけは、消防車にも搭載。

稲城市 消防車
なしのすけ 消防隊員

 

顔出しパネルは見過ごせないのでお約束の写真を。

ヘルメットと耳隠しが本物でテンションが上がる。ウヒョッ

・ミニSL無料乗車会

小学生以下限定のイベント。三沢川沿いの桜の下をミニSLが疾走!てかスピードめっちゃ遅っ!

一応、「プモゥ~」と汽笛もあり。

いなぎ ミニSL
・いなぎ なしのすけ

稲城市のイメージキャラクター、いなぎなしのすけ。ヤッターワンやガンダムのハロ、ボトムズなどのキャラクターデザインでおなじみの大河原先生が作ってくれたキャラクター。稲城長沼駅も、大河原先生がデザインしてくれて、町おこしに協力してくれているの。

知らないゆるキャラもいたりして・・・

ゆるキャラが集合してグダグダな感じのイベントもあったよ。人気があった!

 

 

JAの駐車場には、エアー遊具も出ていて、行列!

こちらも小学生以下で、利用料無料。子供うらやましい。

稲城なしのすけ フアフア

JAの倉庫前では音楽イベントが始まり、フォークリフトと肥料袋の前で行われるという絵がシュール。

・メシだっ

模擬店はたくさん出ていて、何とか会の青年部の方がダルそうなのが面白かったわ。

チキンステーキや寄付付き甘酒、あっため団子も食べたわ~。さわやか信金がポップコーン100円で売ってたけど売り切れてしまってた、残念。他にもさつまいも400円などあり。

地産地消レストランのオルターナのナポリタン、500円。おいしいけど富裕層向けね。

稲城の野菜で作ったスープ、具沢山で味付けもおいしかった。

稲城の野菜を煮込んだオムライスは600円、注文を受けてから作るふわとろタマゴ。女子が好きなやつですやん!て思いながら食べた♡

地元野菜の料理って、なんだかんだお高いんだよねぇ。

川崎市からの出店もあり、川崎大師のなんらかを販売していたわ。

 

・市長ウィッス。都市農家ってどう

稲城市役所のほぼ隣にはJAがあり、野菜の直売所や農家さんご用達の長靴などが売っていて見ていて面白かった!野菜も安いし。

ちょうど稲城市長を見かけたので都市農家についてのお話も少し。川崎市150万人・横浜市300万人の人口に比べ、稲城市は10万人。コンパクトなシティーだからこそ取り組めることがあり~と、市の鳥を選定したりよみうりヴェルディの2軍練習場を誘致したりと色々やっているみたいな稲城市。

・・・若めの稲城市長は、川崎市のことも結構詳しかったわ。隣町だし~。日曜日なのにフランクに遊びに来ていて、小さい街ってこういう良さがあるのね。ウィッス市長、みたいなノリだった。

稲城は、梨があるけど逆に言えば梨しかないんだよね。住民を誘致するなど何らかの街を発展させていかないとならぬ、と考えているんじゃないかと。

なぜなら、梨農家をはじめ農家の高齢化は凄まじく、梨農家がなくなり住民がいなくなったら街が存続しない、と考えてるからじゃないかな~。と勝手に思った。

2022年問題についても少し話したけど、川崎市も稲城市も行政側は把握して既に対策をしている様子な気がする。2022年問題はニュースで煽られているだけなんじゃないか?2022年問題でも何でもなく、後継者がいない都市農家は、危機的状況が続いている。

行政でやることには、限界があるのよねぇ~。

稲城市は、地方交付金を受けて何とか回している感じ。稲城なしのすけをはじめ、町おこし頑張ってね~!

稲城なしのすけとわたし

欲しそうな顔して見てたら、撤収間際だったせいか、なしのすけのシールもらっちゃった!「ちょうだいオーラ」って大事だよね!

稲城なしのすけの着ぐるみは、なんと、レンタルできます!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。