30.5.4 多摩動物公園にて、組織とは何かを考える。ウキー。
サル山でぼんやりとサルを見ていた。
・サルとヒト。税理士と税務署
人間が混ざっており、サル山のサルたちが「ざわ・・・・」としていた。
サルはひたすら飼育員を注意深く見つめている。世話をする飼育員であっても、サルの仲間では、ないんだ。馴れることはないんだ・・・。
飼育員は常に背後や周りを気にしながら、鋭い目線でサルを監視しながら作業(ロープのほつれを除去)をする。
飼育員もサルも常にお互いをピリリと監視しながら適度の距離を保ちながら移動していた。
・・・税務署と税理士もこんな感じなのだろうか・・・。どっちがサルでしょうか?
・サルが群れる利点
サルって群れで暮らすよね。
画像の真ん中の下にある通り、サルは食事の問題と天敵を見つけやすくするために群れて暮らすらしい。
食べ物を共有できるというのはなぜでしょう。群れで動いたら、他の奴らに食べられちゃって足りないじゃん?食事が少ないと、奪い合いになって戦争が起こってしまうけど??
それでも、一人で探すよりは効率的なんだろう。
天敵が見つけやすいのはいいよね。ノロマな奴が犠牲になってくれるし。ひとりだったら、ガチで戦うか本気で逃げないとならない。
・アホな人たち
リーダー(ボス)とは何か。ニホンサルたちは、仲間を「統率」するリーダー(ボス)はいないんだって。サルの組織は、「頼り頼られ」の関係なんだって。得意な事を役割分担させる、みたいな感じなのだろうか。
ヒトよりサルの方が賢い。
わたしは組織が苦手。
勤めているなら、給料をもらう訳だから従わざるを得ない、わたしはそれが嫌だから独立している。
リーダーである俺の言うことを聞けとか言うなら、責任を取ってわたしの面倒ずっと見ろと言いたい。
単なる役職に頭下げるのではない、あなたが部下に対して身を挺して守る人かどうかで判断されるんだ、と思うわけ。
権威主義者っているよね。中身を見ないでお金出せば買えるような看板だけ見て判断してる。地位や年齢に関係なく、立派な人はたくさんいる。尊敬を強要させるのはいかがなものか。
勤務していた時には分からなかったけれども、世の中はびっくりするほど、くだらないことで回っていて、日本の労働力が非効率なのはブランド信仰のアホな人が多いからだ、ということがよく分かった。
・サルを見習う
サルのように、苦手なことはお願いしてやってもらって、代わりに得意なことを頑張るようになりたいよね。
ヒトは、すぐマウンティングして「あいつより自分の方が」って思っちゃうじゃん?自信がないから。
飲み屋ではいつでも誰かの悪口が聞こえてきて、聞き耳立てればつまらないことだったりして、どうして人はこんなに他人に対して不快な行いをするのか?
他人から見れば、私もそうなのだろう。
税理士会のような大きな組織では、黒いなんらかが蠢き、闇な世界に疑心暗鬼になるばかり。
人は信じられない。カネとサルは信じられる。
・生活環境の変化と個人の意識
サル山の画像によると、生活環境が変わると人の気持ちも変わるんだって。
昔、私が生まれる前くらいの頃、ヒトは協力しないとメシが食えなかった時代があるよね。戦後しばらくまでは、隣近所と助け合ってやっと食事にありつけた。
組織、というのかご近所とうまく渡り歩かないと、一家が飢え死にしたので、個性尊重とかバカ言ってんじゃない、とにかく目立たず騒がず心を閉ざして笑顔だけ見せておけって時代だったんでしょう。
今は、ひとりぼっちでも何らかで収入があることもあり、そうすると組織に馴染む合理的なメリットがないよね。
ひとりぼっちでいると、それはそれで色んな弊害も出てくるので、趣味でも何でも他人との接触は大切なんだよね。
そしてまた、その他人が増えると軋轢が生まれてきたりして。
どうしたら、ヒト同士が心平和に暮らせるんでしょうか。