30.8.6 株式などの売却益や配当は優遇されている?
二元的所得税とは、勤労所得と資本所得を分けて課税しよう、という考え方らしい。
…所得税を二元(日本円の30円相当)で済ませようって意味ではなかった!
代々木にて、金融所得一体課税についての勉強会へ行ってきた!
日本では応能負担原則で、金持ちからいっぱい税金を取ろうぜ、という考え方なのであるが、所得1億円あたりから実効税率は下がっている。
これは、金持ちは株式の配当や株式の売買で儲けているが、株式関連は低い税率で済ませているからであるぅ!これを公平と言うかどうか。
という議論である。
そーなんだ?
ところで、二元的所得税という考え方があるんだって。
初めて聞いたけど!?なんですか?
二元的所得税とは、勤労所得と資本所得を分けて課税しよう、という考え方らしい。
汗水たらして働いて得たお金と、資産を持ってるだけで儲かるお金とでは、同じ1000円でも頑張りが違うから税負担も変えよう、という感じね。
講師の先生は、その頑張りをどうやって評価するのかということと、1000円という事実に対して差別してよいのか、ということを言っていた。
なるほどねー。
去年も思ったけど、学者の先生って変なこというよね。
こういう他の分野から話を聞いてズレを知るって大事よね~♪
わたし、閃いた!
金融所得という新たな所得をつくり、金融所得の派閥を作って、分離累進課税にしたらどうかしら?
株式や投資信託などに関する所得は、一定額(例えば195万円)までは5%にして、その後は普通の所得税と同様に累進課税でじわっじわっと税負担の税率を上げれば?
そうすれば、金融所得でいっぱい儲かった人には多く税金を負担してもらえるから金持ち優遇ではなくなるよね。
先生からは、金融所得の分離累進課税は、申告しなければならなくなる点について検討したら、とアドバイスをもらい。先生、頭がいいな。
これはマイナンバーが普及すればなんとかなるんじゃないか!源泉徴収は一律20%として、不足する人は申告して追加を納税するシステムだったらどう?
みんなハッピー、どうよこれ!
(二元的所得税における税負担の累進性) → https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180807035923.pdf?id=ART0006282308