30.8.20 戦争関連のテレビを見ていて、私は分かった!「考え方」は作られていたんだ!教育を通して、時代に合わせた国民を製造していたんだ。
1、世代別の価値観の違い
わたし、税理士になって色んな世代の納税者と話すことが増えたよ。
経営者(事業主)とサラリーマンと主婦では、考え方の根本が違うなぁと思うことはあった。誰だって、自分が置かれた環境により優先順位は違うもんね。
ところで、立場は同じなのに世代によっても違うなぁって思うこともあった。
なんでだろう?まぁ、教育が違うから?
2、兵士は犠牲になってよい?
原爆投下のドキュメントを見て、アメリカ人が「兵隊ではない一般市民がたくさん亡くなってしまうとは」と感想を話していて、
なぜ、兵隊であれば死んでいいと思ったのか??と私は疑問に思ったのでありました。
グーグル先生に聞いたら、「兵隊は犠牲になってもいいのか」by踊る大捜査線 という検索結果が出てきた。よかった、私だけが抱く疑問ではなかった・・・。
でもさ、現代だって、遭難救助で二次遭難とかあっても捜索を控えると「なぜ救助に行かないのだ」と批判されることがあるじゃない?同じことではないの?どう考えればよいのか??
3、みんなのためなら仕方ない?
集落の治安維持のため、若い女性をロシア兵に差し出した、という戦争ドキュメントを見た。ショックで自殺した女性もいたらしい。
被害者の女性は、「辛いことだったが、みんなの命のために貢献していたのだから恥じることはないのだ」と言い、帰国後の言われない差別にも耐えた。
「軍国主義ですから」と、言っていた。
4、軍国主義とはなにか?
ところで、軍国主義という言葉を私が説明できないので、グーグル先生に聞いた。
ぐんこく‐しゅぎ【軍国主義】
軍事力の強化が国民生活の中で最高の地位を占め、政治・経済・文化・教育などすべての生活領域をこれに従属させようとする思想や社会体制。
軍国主義は自己犠牲 (滅私奉公) や忠誠を美徳とし,勇気や冒険をたたえ,体力の錬磨を唱導する
「みんなのため」が美徳だから当然と思う人に対して、「みんなの役に立つことは分かるけど強制はヤダ」という私の自分主義は通用しないよ。そうだよねぇ。
自分主義の私が、もし、タイムマシーンに乗って戦時下の当時の若い女性に会った時、「集落のみんなが殺されるけれど、あなたは逃げなさい」と言えるだろうか?
5、善意を洗脳するのはヤメ
最近では社会貢献をしましょう、東京オリンピックでボランティアをしましょうって言うよね。
これってつまり、軍国主義ではないが、「国家主義」みたいな?
国家が潤えばみんながハッピーなのであるからオリンピック成功のためにはボランティアを大学生にやらせようとするし、増税もする?(間際になったらシニア層ボランティアを巻き込む、にスーパーひとしくん)
税金は自己犠牲や国家への忠誠のためにあるのではないよね。社会のために納税している、というのはそうかもしれないけど。うむむ、難しい。
社会貢献は自己犠牲(滅私奉公)ではないのであるから、教育で洗脳しようとするのはいかがなもんでしょう。教育すら、鵜呑みにせず与えられた常識を疑うこともできるようにしよう!
わたし、思うんだけど、他人からの感謝を目的に何かをさせようという洗脳教育はイマイチだと思うんだ。文句が出るから。
自分が嬉しいから、他人に感謝されないとしても貢献したいという行動の方がいいなぁ。
しかし、強制しないと国が潰れちゃうんだろうか?他の人たちって、こういうこと、どう考えてるの?
* * *
ところで、夫に梨を剥いてあげたのに、ありがとうがなかったので、次回からは丸かじりさせようと思います。相手に感謝を求めるなと言ったばかりですが、家庭は治外法権でございます。ワハハ!