30.9.14 悲願の課税漏れ箱、出来ました!これを来週、プレゼン大会に持っていくのだ!
当初の妄想から比較するとどんどん縮小し・・・。まぁ現実はこんなもんかな・・・。
1、市民シンポジウム
今、税理士会で一般の方へプレゼンする発表会的な劇を作っていまして。4チームでそれぞれ25分ずつ。
私のいるチームは5人なのですが、相続税のハナシをする。
(たま~に開催するらしい。)
発表会的な劇は私がしっかりシナリオ作成にも関わり。納税者の方が自分で相続税申告をし、税務調査の連絡が来る、というストーリー。頑張って自分で相続税申告書を作ってみたけど、残念ながら間違いだらけでした。
課税もれの相続財産がたくさん・・・。数字に違和感があるから、案の定、税務調査の連絡がきちゃいましたね。というお話です。相続税はオーダーメイドだから、自主申告だと課税漏れが生じることが多いと思うわ。
一般の方向けだから、分かりやすく楽しく見て帰ってほしいわけですよ!税法を覚えて帰ってね、なんて全然思ってない。税理士を身近に感じてね!結構役に立つよ、を表現したいわけですよ!!
大切なのは税理士への印象!公平だし知識があるし信頼感があるし、税務行政に協力はするけど過大な課税を防ぐ。税金の弁護士は税理士である!も税務調査の現場で表現したい。(まぁ、今回のシナリオでそこまで表現しきれていないけども、理想なんだから、色々言ったっていいじゃないか)
12月1日に、200人ほどのホールで発表するんだ~♪
2、当初の壮大な計画 課税漏れ箱
当初はですねぇ!
大きい段ボールを用意するつもりだったんだ!そしてその中に小さい段ボールをだるま落としの逆バージョンみたいに積み上げていくみたいにしようかと!
で、「アレ?その大きい段ボールって私が手配するんだよね?毎回登戸から桜木町まで持参するんだよね?芸人”もう中学生”みたいに、私に出来るのか?無理っ」
ということで、段々縮小し・・・(ぬるい!)
「持ち運びできるように改良した方がいい気がする」
「そもそも、採用されるか分からないし、お金はかけられない」
「しかし、観客への訴求のお気持ちは落としたくない!」
など、様々な一人ドラマがありまして、これは年末ドラマスペシャルにすべき・・・いや、プロフェッショナル年末版とすべきである!!(言い過ぎました)
3、青い浮き柱との出会い
さて、最初は段ボールのつもりで「課税漏れ箱」だった訳だけど。
他のメンバーから「なるほ!紙に書いて貼ればいい」と言われ、「いやいやいや・・・箱ですから。ハハッ」と言いつつ、帰り道、それっていいアイデアだなと逃げ・・・いや、思いはじめ。
100円ショップセリアで3時間うろつきまわり。
私はヒラめいた!箱にこだわることはない、「立てば」よいのだと!キラーン★(他メンバーのおかげであることは見えないふりする)
そこで、子供が水泳プールでキャッキャやる用の浮き柱を購入。
これ、スポンジだから、軽いし、捨てるのが簡単なんじゃないか!私って天才だな!と、3本買う。今思えばアホである。だって、立てばよいと思ってアイテムを探しているのに、「立たない」ものを買った。
その後、1カ月近く迷走の旅が始まる。もはや、「課税漏れ箱」の作成ではなく、「どうやって浮柱を立たせて、課税漏れ箱に生かすか」みたいな方向になっていたことは、認めます!
ちょっとだけ、キャバクラにはまる男性の気持ちが分かった。私、浮き柱を使うというアイデアに溺れちゃったんだなぁ。
新聞紙だけでタワーを作る、みたいなグループ研修的なブログを読み漁ったり・・・。新聞紙だけで浮柱が立たないかしら、と色々やってみたり。(アホ)
そして、この浮柱が青色だったため、「これは無難な色にしないと・・・紙でも貼るか?あっ!包帯を巻けばいい!税理士って場面によっては医者だし」と行きつく訳ですよ。
私って天才だよね!
で、包帯を巻くのは私の頭の中の方ではあったのだけれども、包帯を巻いた青い浮柱をどうやったら立つのかという課題は残った。迷子になっていることに、迷子の最中は気が付かない。(包帯を止めるアレは、なんとクスリのナカヤマで120円で売っていた。スゴーイ!感動した)
4、人間は道具を使う。
さて、私はあるとき閃いた。
ホワイトボード使ったらいいんじゃないか!?
桜木町の県民共済みらいホールは、ホワイトボードを540円で貸しているみたいだった。(カネ取るのかよ、と思ったりしていません)
私は思った、「どうしたら包帯巻いた浮柱をホワイトボードに貼り付けるか?」
浮き柱は前述のとおり、スポンジで出来ているので爪楊枝が刺さり、立つ!ので、竹串を購入し紐を通すことに成功した!さらに、竹串の先でケガする人がいないように、先端に付けるボンボンみたいなものも買った!(ボンボンは結局意味なくて、単なる自己満足で終わった)
浮き柱に各ボードを張り付けるために、爪楊枝を使ったのだけれども、ストッパーがないのでユ~ラユラしてしまう。
このユラユラ問題を解決するため、爪楊枝を、カワイイ弁当などに使われている、(ミニトマトとかサンドイッチを留めるような)別途持ち手があるピックを買った!
100円ショップセリアには本当にお世話になっております。一体、何時間いたものか。
自分の事務所で、浮き柱に包帯を巻き、少し長さが足りなかったものの、包帯を留め、上部を竹串を使って紐を通し、ボンボンをつけてみたり、やめてみたりするワクワク感!ひゃっほぅ~♪
50時間はゆうに超えて課税漏れ箱のことをひたすら考えていて、夫からはとっくに呆れを通り越して尊敬の域に達するほどハマった課税漏れ箱が出来上がってきたわぁぁ!!
5、現場検証。人生はトライ&エラー
さて。人生エラーだらけの私ですが。
ホワイトボードを利用して、課税漏れ箱を立たせるのである。そうだ!自分の税理士会の支部にホワイトボードがある!来週は小道具をもって桜木町に行くのであるから、練習を兼ねて行ってみよう、と直前予約でさっさと行ってきたわ。
小田急線で、包帯巻いた120センチの意味不明の棒を担いだオバサン(私)は期待を載せて支部へ。エッホ。エッホ。
事務局の方から応援いただき(いつも優しい)、早速やってみる!
・・・えっ?ご想像と違いすぎます??
各ボードはすんなり出来たけど、この青い浮き柱がめちゃ大変だったのよ~。さて、ワクワクしながら各ボードを課税漏れ「柱」へ括りつけていくよ。ひょ~♪。
なんか、課税漏れ「柱」が浮いちゃうのが気になっている。床に付けると、ホワイトボードとのバランスが悪い。観客からの見え方が最優先だから、しょうがないね。
まぁ、やってみよう。
・・・あれ。思ったのと違う。プラスチックピックで各ボードを柱に括りつけの時に、浮き柱が刺す力で下がってしまうし、各ボードの強度が小さいから・「手元現金」が「ピーン!」とならない。浮き柱もプラプラしちゃうし。
で、横の幅を一定にしようと新聞と竹串持ってきたけど、重くなっちゃうと浮き柱が下がってきちゃう。
うむ、思ってたのと違うな。そういえば小学校の理科でこういうの教わった気がするな。どうして、分からないヤツでも小学校を卒業できちゃう仕組みにするの?
6、課税もれ箱とわたし。
仕方がないので、柱を諦めた。
そしたら、すんなりいったよ。アホだった!