30.11.16 伊豆へドライブ。県道を甘く見ててすみませんでした。
伊豆の大室山を観光し、その後、浄蓮の滝を見に行きました~♪
県道12号線・県道59号線を行けと「ナビ」が言うので、言うとおりにした。県道と言えば世田谷通りですが、静岡県の県道はめっちゃ山道でしたわ。
「森の中にけもの道を整えたみちがあるから車も通っていいよ!」というのが、静岡県の県道なのかと・・・。イノシシとか鹿とかいそうな・・・。
さて、そんな丸腰で向かった山道ですが、県道59号線の筏場に通りかかり。
昭和時代がそのまま残る道、われわれは場所と時の旅をしているのか!?とか思うくらいよ。
ビニールハウスの骨は完全に錆び、その上の青いシートの鮮やかさが際立つ畑。
「わさび・・・」
ビニールハウスの足元には緑色が絨毯のように敷き詰められていて、よくみると雑草ではなくワサビ、だわ。水でタプタプ。
この辺りは山だから、農地を平らにするために段々畑にしているんだ。小学校で習ったやつ、今意味が分かった!(遅い)
これは、機械でドドドと一気に農作業(種を植えたり、手入れしたり、収穫したり。)が出来ず手作業だね。
県道は続き、うわぁ大丈夫かなぁ(ドライバーの夫申し訳ない)、と思っていた。偶然めぐり逢った、わさび沢でちょっと休憩。
こちらの看板の林野庁いわく、「森を見直そう!」とのことであるが、私は改めて森を見直した。「森林環境税」という、個人住民税に毎年1000円上乗せカンパ税が平成31年度から始まるのであるが、私は理解するわ。森って大事だし!その代り、有効に使ってくれないと、森に代わっておしおきするよ。
禁足地のような雰囲気よ。天気が良いのにひんやりとして、山が日かげを作ってる。水の音がちょろちょろと聞こえて、あちこちに苔むした歴史がある。わ~♪ステキ!
静謐とした雰囲気で、自然のオーラってすごいね。わたしってこんなに小さいだなと分かる。
ここになにかがすんでいる気がした。野生動物が見てたのかも?ししがみ、かもね?
国破れて山河あり、という言葉があり、人がヤイノヤイノやってても自然は変わりません、という意味なのであるが、今は人がいいと思って行い、自然が変わっちゃうこともあるの。私には判断できないことが起こる。
わさび沢、ずっと残るといいな。
滑車があって、これがわさび沢の上の方まで続いてる。錆び付いて見えるけど、まだわさび収穫に一役買っているのだろうか?
わさび民を数人お見かけ&すれ違っていて、意外と若い(といっても50代くらい)。
宮崎駿の世界観な雰囲気が存分にあって、ほぇぇ~!と思っておりましたわ。
ちなみにですが。わさび沢は戦国時代の落武者が切り開いた言い伝え、と書かれている。
うーん。人間、満ち足りない人がアイデアを出すのかもね。落武者が流れ着いたこの場所で、地元の人にとっては当たり前だから着目されなかったことをビジネスにしようとしたのだろうか。
・・・・私も落武者みたいなもんだから、他の人にとっては当たり前でも自分が面白いと思うことを考えてみたいと思うわ。
ブログを続けてもうすぐ2年になります。