農業と外国人労働者~わさび沢で思うこと~

農業と外国人労働者(外国人実習生のことです)と事業承継。農業の将来を憂う独り言シリーズ。

「事業承継」が平成29年あたりから主にコンサルタントや行政にギャンギャン言われていて、危機感はその通りなんだけどもどうしようもないよな~と思っていて。

「人手不足」はどこも深刻なのだけれども、農業も困っているよね。だから(という訳でもないけど)建設業と並んで農業の外国人実習生受入れは多い(らしい)。

そして、農業の外国人実習生が割と逃げているらしいのは、労働環境が良くないから、と語られているね。きっと、そういう事業主もいるのだろう。

農業は、労働基準法の例外規定があるらしくて、長時間労働もOKとなっている。一般的な事業とは違うので同義に出来ない事情があるんだよね。でも、外国人実習生は、そのような例外規定はないんだって。
だから、農業の労働基準法は、日本人と外国人実習生では差があるんだって~。知った時はびっくりしたわよ。

今、農業の事業承継者は外国の方も増えているらしい。もし、わさびの歴史について、日本人のわさび感をご理解いただくのなら外国の方でもよいと思う。

それって、その方のこれまでの母国での経験を生かせなかったりするような気がして、人手が足りないから誰でもいいや、外人でいいや、言われたことだけ忠実にやれ、みたいに聞こえちゃってイマイチだな~と思うわ。

わさび沢は湧き水の源流にあって、水がきれいでヒンヤリしてないと育たないんだって。川の上流って大事だし、地元で暮らしているからこその「当たり前」って私や外国の方にとってはビックリするようなことなんだよね。教わる事って可能なのか。

そう考えると、農業って世襲が基本という、なんとなくの農地法の考え方に初めて理解できる。

結局、生まれた環境で将来が狭められるということは、仕方がないのだろうか。
農家は一定の税制優遇制度があるのであるが、それは私のような都会の人間にとって「気にしていない」ことだよね。高いと輸入品に頼らないと庶民は食べられないし。

農家さんが人手不足で外国人実習生を受け入れれば教える時間は増えてコスト回収は出来ず、収穫期には長時間労働、という悪循環になるのだろうか。

あれ、なんか、美しい風景にウットリしてたのに、カネの話と人権の話になってしまいました。ワハハ!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。