区画整理関連の公聴会を傍聴

31.4.20 多摩区役所で、区画整理関連の公聴会傍聴へ。

3/15、業界の確定申告の追い込みの最中。多摩区役所の区画整理関連の説明会へ行きました!

その際、公聴会を開くからと聞いたので、傍聴したいと思っていた。

まちは、どうやって出来ているのか?

公聴会は、意見がある人が役所に発言する場のようです。

都市計画法○条に定められた会なんだってさー。

意見が事前に提出された場合に限り開催される公聴会。

多摩区役所はすぐ近くなので、時間通りに行ってみました。前回の説明会に来た皆さんも来てるかと思ったら。

会場は会議室。廊下に長机が出ていて、役所の職員2名が受付。

傍聴する人など全然いないんだろう、なぜなら「傍聴の際の決まり」みたいなチラシが2枚しかなかったから。

受付の職員の手際というのか空気的にも、「普段から、傍聴する人など全然いないんだなぁ」と思ったわ。

会議室へ入ると、意見者がおひとり。意見者が作成したパワポの説明書がスクリーンに写っていた。

もちろん実名での意見。

スクリーンの横には、前月の3/15の説明会で前に座っていた公務員の皆様がずらり。

土曜日にお疲れ様。しかし、土日にやらないとね。住民が参加できないからね。

会議室に入り一番後ろに座ったわたしを、公務員がジロジロチラチラと見る。

ここに登戸2号道路が出来、遊園のタワマン脇へ続きます

道路のために換地処分。住み慣れた家を取り壊しさせて頂きます

まちが創られる仕組みを知りたいんですよ、わたしのまちだから。

定刻になり、公聴会が始まる。

進行の公務員が、傍聴人への注意事項を私に向かって話す。

発言や拍手など禁止。あくまでも意見者の話を聞く会なのです。

うんうんと頷きながら聞く。

裁判の傍聴と同じですねー。

次に、意見者に対しての注意事項があり。

記録がとれないので、意見はマイクを通してください。

時間は15分で、10分経過したらチンを一回鳴らします。チン。

その後、15分経過したらチンを二回鳴らすので、発言をやめてください。

という注意事項!

チンが鳴ったとき、「ホンマでっかテレビ」みたいで笑いそうになって危なかった!鳴らしてる人が、テレビ出てる人に似てるんだよ、ワハハ!

意見者はスクリーン横で発言を始める。

分かりやすい図なども用意してくれていて、説明も意見もよく理解した。(説明会で質問もされていたので、概要は分かってた)

注意深く聞いた。

先祖代々の地主さんの気持ちというのは、やはり当事者になってみないと分からないんだと思う。

わたしのような、移民の賃貸暮らしは、区画整理もまちづくりも、どこかヒトゴトなんだよね。

しかし、知らん顔してたら、見慣れた街が無くなってしまった。

登戸駅北口。駅前が更地です。

わたしたちは、その街に永住せずとも、その時点の街の将来を考えておくべきなのでは。

公聴会で、発言されていた方のように、将来のまちに、少し貢献できればいいよね。

…え。いっぱい儲けて税金を払うのが一番の街への貢献?

…寝よ。

31/4/25(木)、区画整理の税務の講師をやります!

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。