2019.7.22 老後のお金が足りないから、株式投資ってやつ。ちょい待った!
わたしの世代はですね。
経済が停滞しているときに就職期を迎えるロスジェネ世代っていうんかな?
「頑張っても報われないのが普通」だし、「成功体験で語る年配者はあてにならない」だし、「経済が良くなる保証なんかない」って感じ。
まったくこの頃は、老後の資産形成のために投資信託だの、株式投資だの、イデコだのnisaだの。
あのね!投資による資産形成ってやつはさ!将来は経済が当たり前に上向いて株価が上昇するという前提に立っているよね!
その自信はなんなの?
上場会社は、役員報酬や退職金や給料を自社株式を発行して割り当てるということがあるよね。それが増えると、「株式の希薄化」になるよね。
つまり、1株辺りの株価価値が下がる。
経済環境の変化が激しくなる局面で、当たり前に良い上場会社がどうなるのかすら見えない状況なのであるから。
将来の経済環境って読めないし、株式の希薄化にも要注意だし、会社の清算リスクもある。
つまり。投資はそこそこにね!
有り金の多くを投資にまわせばジャンジャン増える、みたいな夢物語を抱く人が多いみたいに見えるけど、そんなことないよ。
報道とかネットのサイトとか、「投資商品を売りたいスポンサー」がいてのニュースや記事だったりしない?
偏った情報に踊らされないようにしよう。
政府的ななにかが、今の景気を良さそうに化粧するために、国民の財布から、なけなしのお金を、株式市場へまわしたいだけ。将来不安を煽って!
そんな状況に投資商品販売業者がしっかりとねじ込み。そんなに儲かるなら、消費者からお金を借りて自分達が投資商品を買えばいいじゃない?
それをしないのは、自分達がリスクをとりたくないからでしょ?
そういう事情も考慮の上、有り金のうち投資にまわすのは一部にしてくださいね。
リスクを分散して自分のお金を守ろう。