2019.7.25 日本税理士会連合会の定期総会の傍聴へ行ってきた!帝国ホテルで。
税理士会関連の定期総会2019、コンプリートしました!
私のようなヒラ税理士でも、傍聴はできるんです。2年前にも行きました。去年は税務支援とかぶり、参加できなかったから、今回が2回目です!
(関連過去記事)日税連の定期総会レポ2017 → https://mina-office.com/2017/07/28/nichizeiren/
1、定期総会を傍聴ス
日税連の定期総会の議決権は、単位会の会長15人にしかないので、私に招待状は来ません。が、私は税理士なので傍聴は可能!会費を払っているっ!
傍聴も2回目なので慣れたもんです。随分とエライ先生たちの顔も覚えまして。
「あれ、あなたどこにでもいるね」とお褒めの言葉をいただく。(褒めかどうかの解釈は自由なのであるから!良いように解釈すると幸せになる)
2、会長の挨拶
①税理士法改正、ICT化もあって税理士法改正。若い税理士希望者を増やしたいんです
→ (おのでら)ICT化のなにもかも押し付けれらてばかり。若手税理士を増やしても仕事がなければ飢え死にしてしまいますけど。自分たちのことばかりで若い人の将来を考えていないと感じる。ICT化で仕事量が減るからそんなに数ばかり増やそうとせず、税理士の仕事について立ち返って考えるべき。
②税制改正。税理士が発信していきましょう、申告納税制度大事
→ (おのでら)がんばろー!これって税理士の魅力ですよね!
③事業承継。税理士が言い出しっぺですから
→ (いや、頼んでないぞ!もー!そういうメンツ優先はいらないんだよ!結果の数字にこだわるのは役所の仕事でしょ。制度を作るまでが我々のしごとちゃうんか)
④対外広告、租税教育!
→ (おのでら)税理士本来業務のための時間が捻出できなくなるのは問題。若手はとにかく勉強や営業が足りないから時間が足りない。なのに駆り出されるのは若手税理士なわけで。良いと思って始めてもらったことだと思うけど、成年後見とか公益会計って他士業の業際侵犯になっていませんか。対外業務は始めるとやめにくいんだよ。
の4つがおのでらメモに残っている。課題はある。解決していこう。
3、事業計画と決算報告
色んなこと、してるなぁ~。
私は年間18,000円の会費を日税連に上納していることが分かった!
18,000円でこれだけのことをしてもらっているんだなぁと思う反面。77、000人も税理士がいるから、18,000円の支出で済んでいるわけで。
そう思うと、「みんなで決める」という理想って果てしなく無理だなって思う。
みんなが「まぁこれならいいや」なレベルに落ち着かせるためには、理想は捨てて無難に落ち着くのがベストで。それっていつまでたっても中途半端な事業計画になってしまうんだろう。
それが、民主的というものなんだって。私のベストは他の人にとってベストではないから。
だったら、私が何か、一生懸命考えることって意味があるのかなってまたぶり返し、フジシロさんを思い出す。
・・・あれ。77,000人いるから18,000円で済むということは、税理士の総数が半減したら36,000円に値上げ?
現在、税理士の半数は60代なのです。ということは、30年後には税理士の半分死ぬってことだよね?
大変だ!とにかく、事業の縮小を!!(民主的という話題から急にカネ勘定かい!という自分ツッコミ)
4、表彰
今回も、日税研究賞の授賞式。入選だけなので、賞金20万円だって。いい作品がないと、優秀賞がもらえないんだよ。抽選だったら参加するのになぁ(ま、私では無理だけど)
続いて長年頑張った税理士さんの表彰。
65歳以上って年齢制限に意味ある?年がバレるじゃん。会則を変更するなり、してもらわなくちゃ!「おのでら、うごきます」(とりあえず時事ネタでお笑いの吉本興業騒動に便乗してみました。)
・ナマ カネコヒロシ先生
カネコヒロシ先生が表彰のために来た!
挨拶スピーチもあったよ。
おお~。ナマのカネコヒロシ先生だ。一緒に写真撮ってもらえないかしら♡と出待ちした。すぐ近くを通ったけど、なんとなくご迷惑そうなのでやめておきました。
「わたし、キタノ税法学です!」って言いたかったなー。(それで?と思いつつ)
5、感想
今回は税理士会という存在についてよりよく知ったせいなのか、面白かったわ!
こんなに会議ばっかりやって、心配になってしまう。
税務支援実績が各税理士会ごとに計算されていた。関東信越会は税務支援の回数(独自事業が最も多い)がぶっちぎりの最多!近畿会は独自事業の税務支援の利用者数が最多!
しかし、税務支援の内容がよく読み切れないんだよね。まぁいいか~。
ところで、「年金受給者のための税務支援」「年金受給者の説明会」って受託事業はなんだろう?年金受給者のための税務相談ってのあればやりたいな~。
謎が多い日税連の定期総会議案書。まだまだ知らないことばかりなので、来年も定期総会に行きたい~♪