2019.9.11 品川インターシティにて行われた、農業のシンポジウムに行ってきた~。マイナビ農業が主催。
何年か継続して行われているらしい農業シンポジウム。無料です!
いくつかの講演が同時開催されていて、自分で好きなブースを選んで聞けるのがよかった!広告っぽい講演もあってタイトルの付け方って大事だよね~。
来場者は、スーツを着ている人、主婦っぽい人、色々。講演は席が多め150席くらいあるので、ゆったり聞けた。40分なので、長さもちょうどよい。
次の講演までの時間に余裕があるので、パネルブースもゆっくり見れる(けど、ちょっと混んじゃうね)
スタッフがたくさんいるので、安心感があるね。目当ての講演開催場所の案内も色分けされているので分かりやすい。
午前中の2コマだけ聞いてきました~。
1コマ目のマイナビ農業の講演は、主催者が講師。以前も聞いたことがあるけど、話が分かりやすくてパワポ使いもウマイ。講師が楽しそうに話すのって好感するよね。(ちゃっかり帰りに声をかけるわたし)
マイナビといえば就職なのだけれども、就職情報サービスのノウハウを農業でも生かしたい!というのが私の認識かなぁ。最近は農業関連支援が流行っている(ように私には見える)のであるが、それを包括したプラットフォームを目指しているみたいね。
印象的なのは、「就農者を募ると人は集まる。けど定着しない。それをなんとかしたい」ということ。
2コマ目、私は「都市と地方をかきまぜる」株式会社ポケットマルシェ、の講演をふらりと聞いた。タイトルが面白そうだし。
そしてこれが!
おもしろかった!
宮城県の農家さんが、被災して都市と地方が融合した点について話す。パワポなし!ただ喋る。
40代の講師の方が話すことは、農業に関することなのだけれども。話は「哲学」だね。人はどう生きるのか?ということだと聞いていた。
生きるための農業という観点を語っていた。
生物として生きるという意味での農業。(食べる)
豊かに生きるという意味での農業。(おいしさの追求)
個人の選択肢として生きるという意味での農業。(アイデンティティというか、自分だけの生きる意味、みたいなこと)
かなりの部分でフィットして、楽しく聞きました!(ちゃっかり帰りに話しかけるわたし)
「地球の裏側で採れた野菜を安いからといって食べる。国内の食糧の600万トンが捨てられている」と語っていた。
「日本では飢餓で死ぬ人はいないのに、自死する子供が多い。豊かさとはなにか」と語っていた。
意見が異なる部分もあるけれども、考え方のアプローチが分かりやすくておもしろかったな~。本も出しているみたい。
こういう講演者の熱い思いみたいなのがないと、聞いててつまんないんだよ。私は結論を求めて聞きに行っていないから、なおさらかもしれないけど、今日は楽しかった。
午後も、面白そうな講演ブースがあったけれども(今それどころではない日産のパネルが諸事情で届いていないとか、豚の体重推定システムとか、むかしながら農業とか、積水化学、ソフトバンク系、などなど)、別件があるため失礼~。
ホールの外では、チラシがおいてあったりパネル発表もあって、普段は触れることができない技術やアイデアを目にして刺激的な一日となりました~♪
やっぱり、たまには外に出ないとね。