2022.4某日。
・会計業界のAI技術の未来
請求書・納品書は、様式をある程度は全国的に統一しないと、AIの読み込みが難しいということが分かりました。
電子インボイス導入を見据えて、様式の統一化は必須ね。
あと、出来ないことが分かると、税理士が「どこまでAIで代替えし、どこをチェックすればいいのか」が分かるので、いいね。
当初想像していたよりも手作業が残っていたので、わたしは安心できるかな。あんまり優秀だと、人間がサボるでしょ?そして慢心って事故るからね。
税理士向けの会計ベンター・税務ベンターなので、税理士目線だから安心できたところはあるね。それぞれに良さはあると思うけど、納税者(他人)の会計処理と申告書作成を受任するのだから、やっぱり目の届くAI技術範囲だといいね。
税理士が、AIに違和感をもつのは、どこまでを判断しているのかが分からないからなので、「AI、ここだけをやってます!」が分かれば、AIは怖くないわね。
相手が思っていることが分かれば、対応できるのです。AIでも同じです。
さて、ここから先は、日記でございますので、有益情報はあんまりありませんです。
・JDL担当タンがくる。ボスと共に!
オノデラ事務所は、会計と給与はソリマチ会計王と給料王を使っていまして、たま~にJDL会計も使ってます。税務申告は、JDLを使っています。
でね。
スキャナーを買おうと思いまして、そういえばJDL会計のオプション(いちいち追加料金を徴収するJDL会計システム!)で、スキャナー取り込みというものがあったな~と思い出しまして。
JDL担当タンから連絡があったことを思い出して、一応聞いとこうかな~くらいのノリで「スキャナー買おうと思ってて。登戸に来ることあります?寄りません?」と言ったところ。
ボスっちと一緒に来た!
でっかい荷物持参!
引っ越し業でも始めンの?
今から一家で海外に引っ越しします、くらいの荷物だけど?
この荷物の中に大人がひとり入りそうだけど・・・・まさか!?
もしかして、札束かな!ちょっとくれるのかな!(多分50億円分くらいは入る)
他の営業先の荷物かな~。事務所に入らないから、外廊下に置いとく?・・・・のは可哀想だから、玄関先に置いて、どうぞ!と申し上げたところ、
担当タンとボスっちがパパパパーッと組み立てる。
あっ!
AI-OCRじゃないかぁ~!(-_-) パンフレットのやつじゃん。それは頼んでないよー!よし、寝たふりしよう。
なによ~。こんな大きいパソコン!事務所のテーブルより大きいじゃん、買わないよぅ
担当タン「もちろん、コチラのパソコンも販売しておりますが、(ボスをチラ見)今日はですねぇ」
という訳で、AI-OCR見てよ!ということでした。で、わざわざPCを持参してくれたのね。PCの組み立て要員でボスをパシったと。こういう訳でございましょう。
わたし「スキャナー買おうかと思ってて、JDL会計と相性が悪いといけないから相談しようと思っtt」
担当タン「あ、大丈夫ですよ。先生がご購入目的のスキャナーでも、PDFならAI-OCRが読み込めますから」
担当タン越しに、ボスっちがJDLスキャナー利用方法の映像を見せるという場面シュール。
ヘイ事務所みたいな街の税理士事務所にそんな最新設備はいらんし、そんなカネはない!しかし、最近は自宅からちょっとデータを見れたらいいなぁと思うことがあって。
わたしは、原則として事務所PCにしかデータを置かないから、出先からデータが見れたらいいな、と思うことあるの。
クライアントへの回答時間を短く出来るのよね。(わたしも忘れちゃうからね)
「その還付金は、所得税の還付ですね」とか、「予定納税は○○円の予定だから、もうちょっと多めにお金借りといて」とか。
で、AI-OCRは、そんなにいらないんだよね!けどまぁ、せっかくだから見せてもらってもいい??話題だし。
・AI-OCRを見る
エッヘン。こちらは、PC画面の下に読み込み装置がありまして。これが、こんな風に、通帳が置けるんです!
わたし「その通帳サンプル?めっちゃリアルだけど、お金かけましたね・・・・」
さて、お立ち会い。レディース&ジェントルマン。
まずはJDL画面を立ち上げて、この画面はおなじみですよね。現在はこのAI-OCRボタンがないと思いますが、このボタンをポチリとなさり、画面下の読み込みゾーンに通帳を置きますとっ!
ジャジャーン!
ほら、数秒で仕訳が出来ました!
わたし「わぁ!早いね!これ、暗記させてるからすぐ仕訳できたんだよね」
ですです!初回は、登録が必要ですけど、2回目からはこんな運用です!で、読み込み画面が左側に出て、確認したい仕訳をクリックすると、読み込んだ通帳画面のココだよ~と教えてくれるんです。残高はここでチェックしていますので、数字のミスはほぼありません。黄色い部分は~~
仕訳を暗記させるにはこうやって、仕訳を会計に取り込むときにはこうします。
わたし「でもさ~。クライアントからはページの途中までを受け取って、次回はその続きからのページを含んで受け取るので、仕訳が重複するよね?最終的には通帳残高で合わせるけど、重複を探し出すくらいなら、自分で入力する方が早いと思うんだけど」
センセイ!グットな質問です!ちゃんと対応しているんですよ~。これがこれこれ。
そして、レシートの読み込みも見てください~!
それから、クレジットカード会社からの明細一覧をPDFでほら、ご覧の通りです!
・JDLの顔色を見る
いやこれ、ほんと頑張ったね!
徹底的に、税理士側から開発したところが素晴らしい。消費者向けは、他の会社が頑張ればいいし同じことばっかりやってもしょうがないもんね。
そうだ!グ妹の繰越済みの通帳があるから、それも試しに読み込んでみて!実践編!
JDL「や、やってみましょう、、!けどけど、練習してきたのとは形式が違うから、さっきみたいに上手にできませんけど、、、」
分かったよぅ。
・・・・急に担当タンに緊張感が出てきました。ボスっちもいるのに、ごめんね。ワハハ!
ドゥルルルルル~。ジャーン!
通帳!結構いいじゃん。さっきのJDL通帳サンプルみたいに、きれいに平らにならないけど、実際にはこんな感じで読ませればOKだ。スキャナーでもいいんだし。
通帳の読み込みは、初回でも割と読み込むね。数字はほぼ読み込んだ。摘要は半分くらいかな。AIに徐々に教えればいいので、いい感じ。
JDL「公共料金は初回でも読み込みましたけど、他は初回の工程が必要ですね・・・・。ションボリ」
そうだ!クライアントの納品書、読み込むかな?買掛金で食品の軽減8%と、お酒10%で分けてくれたら最高なんだけど。お名前は付箋で隠すね。
JDL「のうひんしょ!!・・・・ボス、いいですか??」
悲壮感が漂う。。。。あんまり、想定していないのかも。そうだよね~。納品書(請求書)って様式がバラバラだからね。
ドゥルルルルル~。ジャーン!
・・・・ダメだった!
ボス「ちょっと失礼。この画面で、こうやって、もう一回読んでみて。そうそう。これでここをこうやって指示してみて、、センセイ、こういう風に教えれば読み込みますので~」
割とイイ線いったけど、今回の納品書は税抜き価格記載で消費税が別途計上なので、AI-OCRが「税抜き」と「消費税」と「支払い合計額」の3つを仕訳しちゃったりした。
この納品書の並びだと、AIに教え込むにもちょっと手間だね。これなら、支払時に買掛金で覚え込ませて、仕入計上の8%10%は手作業すればいいね。
担当タンは、一発で読み込みができなくて、ちょっとションボリしてたけど。ドントウォーリー。むしろ、こういうのが知れてよかった!
・遠隔操作の秘密兵器キタワァ
ションボリ担当タンは、すぐに気を取り戻し。
JDL「センセイ!事務所のPCを遠隔操作できたら便利ですよね」
あ、そうだった、忘れてたけど、それそれ。
JDL「めっちゃくちゃ売れた商品があります!JDLの秘密兵器のコレです!ジャジャーン!」
おお!ドラえもんポケットならぬ、JDLシカの角からニョキとUSBが出てきたわ!
JDL「これこれ、こういう仕組みです!」
めっちゃいい!高いセキュリティ、譲れないのは情報漏洩って分かってるのがさすがの老舗。わたし、それ買う!そのUSBの容量と料金はナンボ?
JDL「じつはですね・・・・。USB1本の購入金額もあるのですが、弊社のサーバー契約が必要でして、、、」
ええっ
JDL「さらにテレワーク遠隔操作USBのデータの倉庫相当代金もかかります。○○円」
えええっ!それって年額だよね?(月額でした)
あああ、、、もうちょっと顧問先が多くて固定的収入が多ければなぁ( 。-_-。)
予算的によく考えるわ・・・・。
じゃ!パンフレット置いとくので、ボクたちはこれで!また帰してくれなくなるし、今日はボスっちもいるから!そそくさっ
と帰って行きました。
引っ越し屋よりも手際の良いPCの組み立てと片付けでございました。