2022.8.23 明日は、おともだちの組織で鉄道の上下分離の研修会を主催いたします。
東京地方税理士会の税理士さんも参加できるよ~。
神奈川の小野寺の地方税3部作の最終回です。
1,行政:償却資産の実務
2,立法:政府税調・地方税研究者に質問する
3,民衆:鉄道の上下分離
税理士ではないガチの専門家の先生に講師依頼しました~。
今回は、佐藤信之先生をお招きし、鉄道の上下分離のお話をいただきます。わくわく~♪
信之先生はご執筆多数で、私は4冊読みました。鉄道という柱軸を置き、明治時代からの時代の編纂・自治体間の違いなどを俯瞰することができました~。
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鉄道の上下分離は、「地方になんでそこまでするんだろう」を突き詰めると深いです。配偶者控除がどうしたこうしたも大事だけど、地方という大きな視点で税制を考えるのも面白いですよ~。
・地元の鉄道を、自治体はどう思っているのか?自分たちの負担が増えるのに、維持したいの?
・地方は、いまや車社会だから、住民は鉄道に期待をしているのか?
・鉄道税制、業種による区別は妥当か?
地方鉄道の存在意義とはなにか、考えてみたいと思います!
鉄道経済のご研究の先生から直接お話を聞けるチャンスは、なかなか無いのです!
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さて、わたしが地方経済にハマるのは、訪れているからです。
2017年、小笠原父島への税務支援を皮切りに、公開研究討論会で各地方へ行き。
興味が高じて(夫も好きなので)関東圏の鉄道に乗りに行き!(今回は紹介しきれない、野岩鉄道、わたらせ渓谷鉄道、会津鉄道。他にも彦根、岐阜、四国の鳴門線)
今回の研修はWEBがメインなので、休憩時間に旅行記を配信したいと思います~。
オープニング15分 小笠原父島、公開研究討論会、北陸鉄道石川線
休憩時間12分 北海道夕張(閉山と廃線)、群馬の上毛鉄道(電話でバス)
休憩時間12分間 鉄道の上下分離 2022年8月24日開催 – YouTube
エンディング7分間 群馬の上信鉄道 下仁田旅行記(八高線と安中駅も)
エンディング7分間 鉄道の上下分離 2022年8月24日開催 – YouTube
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私の答え。
地方ローカル線は必要です。地方の人達に、自分たちが切り捨てられたと思われたくない。
都会では規模の経済が働くため、経済活動を活性化できる。経済活動が活性化すると、消費と所得が増えるので納税が増える。
地方は可能な限り自然を維持し、安全な農作物を作ってもらいたい。食べ物は余剰が出るほどに生産していただきたい、食糧供給不足は、人間関係が希薄な都会では奪い合いになり死活問題だからです。
道路や鉄道という輸送インフラを整備し、生産した食糧を都会に安定供給していただきたい。都会の大きな胃袋を満たし、その見返りに地方の生活インフラを保障できれば、地方と都会の役割分担が出来るのではと思う。
追記:無事に開催しました!皆さん、ありがとう!ホワイトボードは私の私物です。まだまだ持参したんだけど。机の上のJR貨物の物入れ、かわいいっしょ。