2022.8 法人税申告を行い、中間還付になりました。法人均等割りの納税があるけど、還付金もある。さて、地方税のダイレクト納付。還付金と相殺前の金額で納税するのか、相殺後の金額で納税するのか。
実は、ダイレクト納付なら、どっちでも出来ます!
税務署の法人税・地方法人税は還付なので、ダイレクト納付はナシ。
県税の均等割2万円のうち、中間で1万円納税していて、還付が3000円ある場合。
ダイレクト納付で7000円を納税するのか、1万円を納税するのか、選べますか?
実は、選べます!
(え、知ってた?)
クライアントに「中間還付があるから、均等割の県税10,000円と市税25,000円の合計35,000円が納税です」とお伝えし。
「銀行に行く時間ないから、小野寺さんにダイレクト納付お願いできる~?」と頼まれ、OKよ~と快諾し。
※ 税理士が納付手続きを代行する場合、あらかじめ、代理行為の承認依頼、という誰が主語なのか分かりにくい手続きを済ませる必要があります。受任してくれる税理士は少ないです。
さて、地方税のダイレクト納付しようかと思ったとき、参考にしてください。
el-taxのPCdesk web版 「納税メニュー」の「電子申告連動」をポチリ。(下記の画像はel-taxのHPより)
https://www.eltax.lta.go.jp/kyoutsuunouzei/sousa/nouhu/
納付対象申告一覧から選ぶ。(これが、項目が多くてめちゃ大変。電子申告連動なのだから、電子申告済で未納付のものだけが絞って出てくると思うでしょ?違うんだよ~。信じらんない)
還付金と相殺後の金額「ダイレクト納付7,000円」て出ます。
あ、、、1万円納税して3000円が還付だよって言っちゃったよ・・・。今週はお忙しいだろうから、こういうことで連絡したら社長に迷惑かけちゃうなぁ・・・・。
というときは、還付金と相殺前の金額へ手入力で訂正できました。
うろ覚えだけど、このどちらかの画面からだったはず。金額を訂正できます。
県税の後は、市税もやります。(el-taxは、気難しいので時間がある時に行うのが良いです・・・・。あと、県税や市税に電話しても操作は分からない)
この工程を経た後、電子納税へ。「納付情報の確認・納付」をポチリ。
引落しの口座と日付を決めます。
終わり~。
国税のダイレクト納付と異なり、地方税のダイレクト納付は工程が多い上に操作に罠が多いです。(法人名を書き直しさせたり・・・・)
一番最初に行う、地方税のダイレクト納付の申し込みも、手書きはダメとか、、、ハードルが高いです。(名前が相違と何度もやりとり・・・・。ずいぶん時間がかかったよ。役職名の記載部分が相違って言ってくれればいいのに、、、)
結局、税理士事務所は、「均等割の納付書をPDFで送るから、それを印刷して納税してください」がベストチョイスです。「ペイジー番号をPDFで送るからATM等で納税してください」の税理士事務所も助かるよね~。
役所的には、とりあえずダイレクト納付できるようにすればいいんだろ!って感じなのか、システムが大きすぎて今更改修できないのか知らんけど、エルタックスはダメな子。
地方税のダイレクト納付は、国税のダイレクト納付とお揃いにして!