2023.5.20 SNSの開業税理士の現状を読んで書きます～。
脱サラして事業を始めたり、独立開業したりします！最初はお金がありません。それは普通です、元気出しなよ、という話をします。
・思ってたほど売上がないケース
私は、新設法人説明会で講師をしたり、記帳指導をしたりしてま～す(*^^*)
そこで聞く、開業したての事業主さん（自分の実体験を含む）の傾向を記載しておきますので参考にしてね～。
フリーランス系の場合、仕事をあげるから独立してほしいと言われたのに、当初の話よりも単価が安く受注量も少ない、だったり、受注条件は聞いてた通りだけど、コストが想定を超えてかかるため利益は想定より少ない、という話を聞いたことあります････。
飲食店系の場合、開業すればお客さんが来ると思っていたが、ノーゲストの日があり心が折れそうになる、も聞いたことあります。
士業系の場合、広告にも限界があり、いつまでもお声がかからないということはあります。ええ、大いにありますとも！
（余談）税理士の場合
税理士さんで、夢を抱いて独立して公庫の融資が尽きてしまい、追加融資に奔走する、というケースを私は笑ったり批判したりしないよ。（私は夫に生活費を出してもらったから、資金繰りには恵まれていた）
だって、私も受注がなかった状況は同じだったから。低料金でおいてくれるチラシは、ほとんど減らなかったし、
ホームページに力を入れたけど、電話を含め、問い合わせは営業電話ばかり。その時は必死で色々やってみたけど、思い返せば無駄なことが多かったな。
毎月減っていく自分の預貯金。永遠に受注なんかないんじゃないかと不安になったりしたもんですよ。（なんか過去の話みたいにカッコつけましたが、今も受注が少ない時は不安を感じています、7年目なのに、だ！）
開業したてで資金繰りに困っていることをSNSで冷やかされても、勝ち組のマウントと思って落ち込むことないよ。
「ぜひ協業させてください」と言われることがあっても、冷静に考えるといいですよ。税理士資格を利用したい業者は想像以上にたくさんいる。
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・多くの場合、資金繰り
税理士開業のみならず、開業して売上が思うようにたたないことは多くあります。
「税理士さん、どうすればいいですか？」とか言われるけど、ありきたりの事例の回答しかできないんだよね。わたし、成功者じゃないんで。
事業主が他でバイトして繋ぐケースもある（BtoB系はこうなる。税理士や建設系のように同業者へのヘルプで凌げる業種は恵まれているよね）し、
お店経営の場合は他でバイトすると店が開けられないため、廃業してサラリーマンに戻ろうかな、という方もいた。
従業員が見つからない（税理士業界は多い）もあるみたい。
････飲食店系やお店の場合、開店時にはお客さんが殺到し、その後、来客が落ち着くと不安になる傾向があるようです。
貯金が少なくて開業しちゃうと資金繰り苦慮するよね。親と嫁の反対を押し切ったからからとか言わずに、どうにか資金を工面しないとなりませんね････。
・切り返す選択肢を忘れない
私は、設備投資が少ない事業者には、「時期尚早と思われたなら、切り返す判断も経営判断のひとつです。時代が追い付くのを待つのもいいですよ」と答えてる。
経済的不安は、病みます。そうなる前に切り返す必要はあります～。
続けていれば成功する、というのは当たり前で、「成功した人だけが続く」んだからね。
真面目にやっていれば見てくれる人がいるとか、キレイごとを言う成功者がいます。真面目な人に面倒を押し付けて自分は遊び惚けた挙句に自分の手柄にしても、心が痛まない人はいます。
世の中は運です。
運で成功したかもしれないのに、すべては自分の努力のおかげだからと、”あなたが苦労しているのは努力していないから”と言う人はいます。そういう人に心を乱されるのはやめたいですね。
地道に努力し、人に迷惑をかけずに自分なりに善く暮らし、運を引き寄せるしかないよ。
成功は、事業の成功ばかりではないです～。一生懸命考えて、自分の力で精いっぱいやり切ったならいいんじゃない。
預貯金が減っていくと、心が摩耗してしまいます。幸せを減らさないように、就職や副業バイトをするなど経済的な不安を払拭するのもいいよ！
・事業を継続しても不安はある
・・・・事業継続にこだわることないですよ、と答えると、意外にも「やり残したことがある」とか「もうちょっと頑張ってみる」という新米事業主さんが多いです。その後、どうされたのかは分からないけど、
私は、開業してもう7年目なのに、今年は受注が少なくて将来不安と戦っているよ。開業してジャンジャカ儲かっている人ばっかりじゃないよ。
開業して、思うように売上がたたない人は、世の中のすべてが成功者に見えるよね。けど、そんなことないよ。みんな苦労しています。将来の見通しは冷静に判断する必要があります。
ツイッターの新米税理士さん、元気出せよ～。
