2025.4.23 愛媛県新居浜市にある、マイントピア別子に来ました~!東平観光(とうなる かんこう)をオプション追加して参加してきました!観光に寄せて書きます~。
ひとり1800円で、マイントピア別子の入り口付近のバス停から、専用バスに乗って送り迎え・ガイドさん付き案内です。
雲の上にある失われた鉱山町、廃墟マニアではなくても幻想的でした♡
ラピュタ感がある!
平日参加、13時にバス停から出発です。5分以上前からバスは待っていてくれるみたいです。私の他にご夫婦が1組、合計3人+ガイドさんと運転手さんの5人でマイクロバス。ガイドさん、分かりやすくて和ませてくれてすごく良かった~♪
土日や繁忙期には一日に複数便の出発があるみたいです。私は事前にメールから予約して行きました~。
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・マチュピチュ号、出発!
マチュピチュ号、出発進行!(写真は東平。小雨だからビニール傘を貸してくれました)
マイントピア別子近くの「別子湖」をバスはぐる~りと通ります~。鹿森ダム、人造の堰き止め湖のようです。
なんとなくヤッターマンを思い出させるような・・・・。夫への写真お土産のつもり笑
この後、バスは狭い道に入り、東平(とうなる)へ向かいます。
舗装こそしてあるけど、すっごい山道・・・。酔わなかったです、セーフ。
自家用車での東平観光は、道が狭くて立ち往生してしまいそうなので私なら絶対にやめます!1車線ですれ違えないし、こんな急カーブをバックするなんて考えただけで具合が悪くなる・・・・。
観光用のマイクロバスは、途中から先導車が走ってくれて、そのような事態を回避してくれました。
小雨で霧が多く見通しがよくないので残念ですが、とガイドさんは申し訳なさげに言ってくれました。
水を下ろす管の脇を通ったり、お風呂の跡地もちょっと見えました。
滝の方面は霧で分からなかったですが、水が出ていない時の方が多いみたいで、「こういうことも想定して。持ってきた♪」と写真を見せてくれました笑
帰りは、硬貨と鉱山の関係などの話をしてくれたり、当時の東平町の生活の様子など、おもしろく聞いていたので、車酔いしなかった~。
・大阪万博の住友林
山の木が広範囲に伐採されている部分を紹介してくれて、「あの辺りは住友グループの山です。伐採された木は、今、開催されている大阪万博2025で使われていますッ」とのことでした!
別子銅山は住友グループがずっと持っているんだそうです。鉱山業はいわば環境破壊でもあるので、自然への恩返しという意図もあったと思いますが(なんという単語を使っていたか忘れてしまったけれど)、植林をした。
住友は、植林して終わりではなく、ず~っと続けることができるように、植林した木を建物に使うなど自然を有効活用すれば人間が山を大事に管理して潤うことが出来る。そう考えて鉱山業のスピンオフのような形で始まったのが「住友林業」だそうなのです。
別子銅山が住友グループの始まりで、住友林業が生まれたのも別子銅山だった、という感動エピソードが、この町のあちこちで確認できますよん♪
いい話だなぁ~って思いました。
・東平に到着
さて、無事に東平に到着。
東平(とうなる)は、3番目の通洞だそうなのです。もっと鉱山をとりやすいところ!を追い求めてここに来たって感じ。そして、より鉱山をとりやすい場所(現在のマイントピア別子)へと移動したのでした。
雲の上にある失われた鉱山町、廃墟マニアではなくても幻想的でした♡
山の上なので、ガイドさんと一緒に行く観光は、階段の上り下りがあるため、杖の人ほか階段苦手な人は資料館だけ同行してバスで待つのもありかもね。
現地1時間ほどの観光でした!
こじんまりとして資料館で、ガイドさんがエリアの全体像を説明してくれます。
当時の写真が展示されていて、良い写真を展示しているんだろうけど、いい服を着ていて住民の表情も明るいです。
やっぱり!この場所にも芝居小屋(娯楽場)がありました。
東平はこんなに山奥だけど、相当の利益があったので資金豊かな教育や娯楽があったのでした。ピアノも運んだとか!福利厚生を充実させて、スタッフを留めておきたいですよね~。閉鎖された環境だし・・・・。平和に過ごしておかないと・・・・。
資料館の後は、ゴンドラと、ゴンドラ跡地を歩いて視察します。
こんな山奥にゴンドラ??とピンと来ませんでしたが、本当だった!ガイドさんの説明で、だんだん分かってきたゾ。
すごいことを考えるねぇ・・・・鉄道も来ていたんだそうです。
人力や馬・牛を使っての運搬から、技術革新を経て効率的な鉱山経営となっていく経緯が分かりました~。
220段の階段は、観光用に作ったもので、当時はこの坂をゴンドラが通っていたそうです。
1時間近くの現地観光はあっという間でした!楽しかった~♪
まちが始まって、栄えて稼いで、役割を終えてまちが終わるという。。。
マイントピア別子の旧端出場水力発電所(きゅうはでばすいりょくはつでんしょ)が見えてきて、東平観光は無事に終わりました。ありがとう別子!