2025.6.27 長野県の信州中野駅にやってまいりました!長野駅から各駅で50分くらいです。
1,気になるまち、信州中野
信州中野駅は、わたしら夫婦が去年に湯田中へ旅行をしたときに通りかかり、10分間の列車待ち合わせ時間があったので、改札外でお手洗いを借りたのです。
そのときに通りすがりにチラ見した信州中野の街並みが思いのほか町だったのと、長野県庁を旅したときに信州中野の地名がよく出てきて、なんとなく「気になる町」なのでした。
来たよ〜!お手洗いを借りた恩!
2,地図もなくノープランで
観光のつもりで来たけど、そこまでの観光地でもない信州長野駅。。。地図が置いていると思うなんて甘い!そして私は、月末業務で忙しくて地図を印刷していない!
・・・なにやってんのよ。
とりあえず、がっつり予定もないしホテルに荷物を預けて、駅の改札外で見た周辺案内の記憶を頼りになんとなくの方向で歩いてみよう、と炎天下を歩きました、無謀だ。
・・・・方向が合っているかどうか、スマホは暑いときは不調なので、通りすがりの税務署に入ってみました。挨拶がてら♡
3,信州中野駅と信濃中野
・税務署と支部
税務署は道案内するところじゃないんだよ。それ知ってるのにすみませんだけど、馴染みがあるからつい・・・・。ちょっと涼めるし。親切な署の方に道を教えて貰って、ありがとう信州中野♡ありがとう信濃中野税務署♡
ん???信州中野なのに、信濃中野税務署という名前なのね。
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- 信濃中野税務署の所在地 〒383-8686中野市中央1丁目5番20号
- 管轄区域 中野市、飯山市、下高井郡、下水内(しもみのち)郡
- 交通機関 長野電鉄 信州中野駅から徒歩8分
信濃中野税務署は中野市以外の管轄地があるからということもあるけど、後述のサイトを読むと信州(州、がイヤだったみたい)を嫌がって信濃、にしたのかなと思いました。法人会と税理士会支部と税務署は名前をお揃いにするのです。ニヤリ。
余談ですが、関東信越税理士会には62の支部があり、長野県には9の税務署と税理士会支部があります。(ちなみに長野・松本・上田・飯田・諏訪・伊那・信濃中野・大町・佐久の9つ)
・信州と信濃
インターネットで検索していたら、個人サイトを見つけました。「長野県の学校百科」という個人サイト→ https://nagakko.com/shinshunakano/
なるほど、信濃浅野というJRの駅が近くにありました!ウィキペディアの信州中野駅も見てみます。
1923年開業の信州中野駅。東京の中野駅が1889年に先に開業していたため、「中野駅」とは区別した駅名にする必要があったようです。信州中野駅は開業した1923年からずっと私鉄だから「信州」の名前が残った(残せた?)という説、面白いな!
そういえば、湯田中に旅行に行ったと話した時、「信州中野駅から支線があって、そこから観光に行ったことがある、懐かしいわぁ」と聞きました。
信州中野駅、2002年まで木島線の乗換駅だったんだ~。(須坂駅から屋代線もあった)
信州中野駅は駅前のバスも充実しているし、駅前には畑がなくてお店がある!まちです。
4,中野陣屋・県庁記念館 外観
教えて貰った通りに進んだら、ありました!中野県庁の跡地。中野陣屋・県庁記念館に到着です。駅から12分くらいかな。
地元の方は「じんや」と呼んでいるようです。
税務署の先の交差点を左に曲がると、立派な道路と歩道。かつての県庁通りだったから立派なのかな?ピカピカの銀行、普通の建物の商工会議所、存在感のあるお寺。
ふとして訪れた町が、こんな道路っていいねぇ~。
信濃の国が長野県になる前の伊那県から分県したので中野県庁になった建物は、11ヶ月後に住民によって燃やされてしまいました。
・・・住民に県庁が燃やされた?
中野騒動(世直し一揆)について、館内で勉強してきます~。別の記事に書きます。
現在の建物は、1936年(昭和11年)に建てられた中野町役場庁舎の建物です、イイ雰囲気よ!
入館は無料、広い玄関ですが、土足であがります。。。なんか悪いなと思うけど、そう書いてあるので。
入り口ロビーは広くて、絵の特別展もありました。
・黒姫ブラックカレー
入館してすぐ左のカフェ陣屋で腹ごしらえ。
私は黒姫ブラックカレー1100円をチョイス!
なになに・・・メニューによると。
地元に伝わる民話「黒姫物語」をテーマに、竹炭ときのこ入りの陣屋特製ブラックカレーに川合屋精肉店の「くろひメンチ」(みゆきポーク、えのきたけ、黒あわびたけ使用のメンチカツ)をのせました。地元食材が使われた信州中野らしい一皿です。
とあり。期間限定かもしれないけど、選ぶでしょ!!
くろひメンチ、すごくて、きのこがまるっと入ってました!こんな大きなきのこ、食べるの勿体ないけど、美味しかったです♡
ごはんの左側の赤いものはササミと長野名物らしきものです。なんだっけな、名前。美味しかったです♡
・黒姫物語
黒姫物語はどこかでさらっと読んだだけでうろ覚えですが、
とある龍が、高梨家(地元の当時の城主?)の娘の黒姫様に恋をした。龍は、人間に化けて黒姫と仲良くなり、両思いになりました。
龍は、自分が人間では無いと告げたところ、高梨パパは娘と龍のお付き合いを嫌がりました。高梨パパは、どうにか龍と黒姫の仲を引き裂きたいと思ったようでした。
黒姫との交際を続けるなら、○○の場所(地名忘れました)に行ってきなさいと命じます。龍は、言われた通りにその場所へ行くと、それは高梨パパの策略で、龍は殺されそうになりました。高梨パパが嘘をついたことを怒った龍は、災害を引き起こしました。
黒姫は、龍と夫婦になる気持ちがある、父親が嘘をついたことを許して欲しい、災害をやめて欲しいと頼み、龍の元へ嫁ぎ、村の災害はやんだ。うろ覚えながら、そういう物語でした。
地元の菜園さんのブログに伝説が地元の思い出と一緒に記されています(*^_^*)イイね! 千駄木菜園さんのブログ → https://tkobays.blogspot.com/2018/08/blog-post_22.html
この後、中野市立博物館の展望台から、「黒姫山」を眺めてきましたよ~。
さ、中野騒動を勉強しよう。