東海道かわさき宿交流館で江戸時代の旅気分

2025.7.16 東海道かわさき宿交流館に再来!

川崎駅から徒歩10分くらい。川崎市役所の近くです。

南武線のスタンプラリーで寄ったことがあり、気になってたのです。

東海道かわさき宿交流館HP → https://www.kawasakishuku.jp/

・講談de交流に当選した!

夫が休日にテレビを見ていて、チャンネルを回したら(表現が古い!)NHKで講談をやっていたそうなのです。

妻の最近の趣味だな~と見ていたらしく。「この講談師さんの話し方が面白かったから行けば」と無責任に言う。どこかで見たことあるな~と思っていたら、図書館に置いてあったチラシで見たのがその講談師さんでした。おお!

しかも無料だ~。普通は2500円くらいするのに。私の住民税が有効活用されている!笑

行ったことある場所だし、と往復はがきで申し込みをしてみたら、当たりました!ワー♪

というわけで、”ふと気になって申し込みをしたら当選した”講談を聞きに行ってきました、東海道かわさき宿交流館。

100人の会場で、200人超の申し込み!私が川崎市民だから・初申し込みだったからなのか、単に運を使っただけなのか分かりませんが、2倍超の確率で無料の講談、ゲット~♪

前講は神田ようかんさん。師匠は春陽さん。「谷風の情け相撲」お相撲さんの人情話でした。何度目かですが、ストーリーや人物像が明瞭な話し方の講談師さんです。

メインは田辺遊鶴さん。(たなべ ゆうかく)師匠は田辺イッカクさん。

師匠の田辺一鶴(たなべ いっかく)さんは、”ヒゲのイッカク”で有名な講談師さんだそうで、会場でも知名度が高そうでした。

田辺イッカク物語、というのか、故・イッカク師匠の伝記をベースに、講談しりとり・東京オリンピックといったイッカク師匠の代表作もあって、楽しい話でした!笑った~!三方ヶ原軍記(徳川家康が武田信玄に負けた軍記だったはず)も少し話してくれてまして、色んな講談のジャンルが聞けてよかったわ~。

休憩の後、田辺遊鶴さんがもう1つ、「豊竹呂昇」。仕事を頑張る義太夫(昔の歌手みたいな)と、ご贔屓の人情話でした。どんどん進む展開、面白かった!

・3階展示で川崎市の歴史を学び

4時近くまでたっぷり楽しんだ後、3階のプチ展示と2階の展示を見て帰りました。

3階は川崎市の歴史や産業についてがメインで大人向けな感じ。文字と年表が多い~。

大きなタッチパネルの展示は使い方が分からなかったけれど、後からボランティアガイドさんが他のお客さんに説明をしているのを見てたら。

その地図をタッチしていくと現在→ちょっと前→江戸時代くらい、と土地の見た目の変化が分かるようになってました!え~!面白い!今度やろ~っと。

・2階展示は江戸時代の旅事情

2階は江戸時代の東海道の川崎宿に焦点をあてた展示でした。ざっとみたら30分くらい。そんなに広くないので、気楽に寄れる施設です。

期間限定かもしれないけど、宿場のミニチュア展示がありまして、宿屋と蕎麦屋がたくさんある!銭湯は1か所だけで混浴でした。助郷があった!馬100匹いた、とボランティアガイドさんの説明を拾い聞き笑

助郷はキツイ

助郷は田租減免があったみたいだけど、今日明日の減税でごまかされる農民は少なかったと思う。人や馬が減る分、農作業がキツイ・農耕範囲が通常より縮小せざるをえないかもしれないし、1年分の食料の仕込みを今やらないとならないわけで・・・・。

よく、一揆につながる理由の一つに助郷が重かった、を見かけます。多分だけど、街道沿いの荷役仕事を税として課していた(給与なしで)、なことだったんだろうな~。

 

移動(旅)の自由

庶民、江戸時代の旅行は自由がなくて、参拝で申請して往復で観光して帰っていたようです。平和で治安が良かったから、とありまして、そうよね~。宿屋にはオススメ系列などがあるようで、系列マークがあったり。枕は持参、とか面白かったです!

53宿場町

東海道五十三次の宿場町名が2階に一覧で。階段にもあるので、帰りは階段も見て!こういう遊び心ってイイ!

今は東海道新幹線や東名高速で聞く地名ですが、昔からの宿場だったのね。

江戸時代の衣装で記念撮影できる

東海道かわさき宿交流館、無料施設ながらプチ・スタンプラリー、衣装を借りての記念撮影もできます~。子供サイズは120センチがありました。

今回も一人だから着なかったけど、夫を連れてきて撮影させようと思います。狙っているのは旅支度の格好と、飛脚の姿!

・1階でアミガサ事件を知る

17時閉館。

エレベーターのもっと奥、お手洗いの手前に休憩コーナーがあり、ドリンクの自販機があった気がする。持参の水分補給をして、、、

おや。。。ここでだけ読んでいい参考資料を発見しました。

会報誌「チョンボリガサ」というタイトルが面白くて、地元の踊りかなぁ、と気楽に手に取り。イスもあったので読んでみたら。

1914年(大正3年9月)アミガサ事件、という多摩川の氾濫防止のための築堤工事の陳情の話でした。

(゚д゚)!・・・おもしろかった!アミガサ事件の浅いレポは、次に書きます~。

帰りに京急川崎の手前、餃子の王将でおやつのギョウザ♡

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。