2025.11.17 多摩区役所のロビーで、企画展が開催されてました。昔の向ヶ丘遊園駅近辺をなつかしもう!
よみがえる風景 多摩区の昭和
2025年11月11日~11月17日まで。短期間でしたが、またお代わりあるかな~?
「失われた風景/よみがえる風景 -多摩区の昭和ー」
主催は川崎市市民ミュージアム。稲田郷土史会が協力しています。
明治40年頃の津久井道の町並みと、昭和30年頃の向ヶ丘遊園駅前商店街(北口)、の地図パンフレット配布がありました。もちろんもらって帰りました♪
私は新参なので
なつかしもう、と書いたけど、私は向ヶ丘遊園駅近くの住民となってからはまだ10年くらい。私は東京出身で、ここ登戸で育ったわけではないから、登戸の歴史を学校で学んでないです。
だから、いつも歩いている馴染みのこの地のことを知らないことばかりで、昔の写真が面白いばっかり!
小泉橋の先には結婚式場があって、この道路の脇にはザルやカゴが売ってて、という地元の方の話を聞けたことがあって、愉快な気持ちになります。
今回はなんと!昔の、このあたりの写真が展示される企画展が、多摩区役所の1階ロビーにて開催!(掲示があるから通りがかりに見ていい、というもの)
昭和30年と明治40年
昭和30年代から、岡野内科はあるんだなとか、床屋さん(まつもと理髪店)や、おそばの登喜和屋さんも橋場商店(米店)も昔からあるんだとか、とてもとて~も面白くみました!
駅前に喫茶店(喫茶いすず)があったんだ、書店もあったのか~とか。映画館もあったと聞いたけれど、昭和30年代より後に出来たかな?
明治40年頃もワクワクと見ます。
このまちに郵便局は明治時代からありました。明治40年頃(1907)の郵便局は、今の”まいばすけっと”があるあたりにあったのかな??
明治時代の郵便局、国家が独占運営したのでした。郵税、という俗語があったということ、先月に知ったばかりです。明治後期の本の物価と税金背景を書き留め | 小野寺美奈 税理士事務所
畳屋さん、車屋さんがあって、呉服店もありました。明治40年には既にこの地に時計屋さんがあるんだなぁ~!(時代背景として、日露戦争後、明治40年戦後恐慌がありました)
向ヶ丘遊園(稲田登戸)・登戸は多摩川の渡しの手前だから、宿屋があって、柏屋さん(多摩川沿いに引っ越し済)も載ってる~とか、心を躍らせて見ましたヨ。
現在の多摩警察の裏手あたりに「すずきまんじゅう」がある!
十五夜にはお月見まんじゅうを食べた、あのすずきさんかな。
当日の写真展示で、これが噂の結婚式場。。。の前身?の紀伊国屋旅館の様子を発見です!(テンションが上がる)
二か領用水と小泉橋
パンフレットに昭和2年の小泉橋がかかる二か領用水が載ってます。個人の蔵だそうです。見れるの、ありがたい~♪
こんなに水が流れてたんだなぁ~と思いつつ、2024年5月のローソン脇の橋から撮った二か領用水の写真を再掲しておきます。
多摩脳神経外科の先、小泉橋のたもとには、歴史ガイドが建っています。
近くに江戸時代を思わせるような蔵?のような建物がありましたが、2025年10月に通りかかったら更地になっていて、この歴史ガイドもなくなっちゃうかも、と思って撮影しておいてよかった~。
江戸時代後期に豪農の小泉さんが架けた橋、こちらが現在の小泉橋です!普通にみんなで日常的に使われているし、車も通っています。いいなぁ~。
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水の権利の歴史
川崎市は1924年(大正13年)に制定。感染症のコレラが流行し、水道の重要性が高まり川崎の町同士ががやいのやいのあって、くっついたりして出来た川崎市、という川崎市政100年記念の市民演劇を多摩区役所で見ました(2024年)。
面白かったなぁ~。
先日の福島県郡山の安積疏水もだけど、狭山湖の東京都の水の権利、川崎市の水で市町村合併、多摩川の治水を求めるアミガサ事件など、まちの歴史は水が大きく影響するんですね。
「炭鉱の記憶」でみたけど、明治初期の山奥の炭鉱では、水くみに一日かかっていたという。今は蛇口をひねれば水で体を潤すことが出来るんだなぁ~。水のありがたみを忘れないようにしよう。
水があるから田んぼでお米が出来る。お米は保存食で、水があればお米を炊いてごはんが食べられる。
まさに「命の水」
ちなみに、今年2025年夏に川崎市役所に行ったときに市役所1階で展示されてたけど、川崎市は水道料金をアップするかもしれないです。しょうがないけど、、、どのくらい上がるんだろう。。。





