2025.12.3 税理士試験の合格発表があったそうです。ほんと、お疲れ様でした<(_ _)>
所得税法受験して良かったなぁと振り返ります。
・R7所得税法合格者146人
第75回の税理士試験、合格発表が行われたそうです~。
令和7年の所得税法は1554人が受験し、合格者は146人。(合格率13%)
私が所得税法に合格したのは平成25年かな。351人が合格していました。(合格率14.8%)
( ゚Д゚)
12年間で所得税法の合格者が200人超も減った!!
若者からの人気をゲットしようと頑張る税理士会なのです。後継者がいなくなっちゃうからね。試験免除で税理士登録する人が増えてきている危惧もあるんだよね。
人口が減るんだから税理士志願者が減るのはしょうがないじゃん~とヒトゴトでしたが・・・・こんなに減ったら、所得税法合格者というだけで、もはや専門家といえるのでは!(言えないか笑)
チャンス来たわ!(なんのチャンス?)
・もう遠い記憶の税理士試験
私が最後に税理士試験を受験したのは平成28年。あれから9年。平成29年3月に税理士登録です。簿記論・財務諸表論・所得税法・法人税法・(相続税法は不合格)・消費税法。
私は所得税法を受験して平成25年に合格(だと思う)。随分前だなぁ~。
思い返せば、平成22年頃の所得税法の試験に国税通則法の更正の請求の理論が出たらしく、所得税法の受験勉強では国税通則法が理論ランクBでした。
国税通則法は他の税目受験でも使えるからガッチリ所得税法で勉強しておいて運が良かったです。
令和7年の税理士試験・所得税法の出題のねらい、なんていうものがあってチラ見しましたが、低額譲渡の論点が出題、おさらいしておいた方がいいな~。暗号資産も出題されてました。
おもしろそうだから所得税法
私が最初の税法科目を所得税法にしたのは、おもしろそうだったからってだけ(^^;)
当時、平成20年代ではインターネットが庶民に普及していなくて、インターネットカフェでお金を払って見るものだったから、情報も少なかったのです。ほんの15年くらい前って感じだけど。
今は、情報がありすぎて、かえって税目選択に苦慮するかもです。
私は所得税法で初めて資格の大原にお金を払って通信で1年半だけで合格出来ちゃいました。運が良かった。理論の暗記は、とにかく地道で、永遠に終わらないんじゃないかとものすっごく苦労したけど、独立してから役に立っています。
(地味に書いて覚えて、部屋でブツブツ言って覚えて、風呂で暗唱して、サブノート持ち歩いて通勤中も昼休みも寝る寸前まで見て、テストで出来ない、の繰り返しでした。平日は帰宅後勉強、土日は12時間勉強。)
法律を読めるのは有利
税法は独特の言い回しがあって(と、後から聞いた)、今でも研修でなんとか付いていけるのは理論暗記のおかげだと思います。
実務面では、納税者から話を聞いていて、全部の税法が瞬時に頭を駆け巡るわけじゃないんだけど、「なんか。。。あったなぁ・・・確認した方がいいな」の感覚が残ります。
税務六法は必要な時に見る時あるけど、「読める。。。読めるぞ!」になりました。
そろそろ老眼鏡が必要になるけど。(受験勉強で法律を学ぶから理解が早いという意味の読めるぞ!であって、そういう読めるの意味ではない笑)
・一生の財産になった、資格試験
税理士試験の話に戻すけど、
所得税法の事業所得は法人税とかなり一致しているので(所得税の後から法人税が出来たんだからそうなる)、所得税法→法人税法はかなり楽でした。
基礎となる法律を網羅的に勉強したことは、一生の財産になる。
税理士試験を受験しても合格まで及ばなかった方が9割近くなんだけど、知識は蓄積するから次回はもっと楽です。受験中は必死だから合格後のことなんて考えられないと思うけど、過去の自分ありがとうって思うからがんばろう~。
一通りの受験勉強をしておいたから、税理士になった時に仕事の受任が怖くないです~。
税理士登録してから勉強すればいい?甘い!
なんだかんだと、まとまった時間が確保できなくて、どんどん後回しになり結局必要時にサラリと調べるだけになるから、基礎からどっしり受験した方が絶対にいい!
試験勉強は(職場と違って)裏切らない、きっと努力が報われるから!