冷蔵庫は、多くが右開きなんだよね。両開きもあるけど、一人用冷蔵庫90Lくらいだと、左開きはないよ。でも、諦めるには早い!
検索していたら、あったよ!
自力でドアのネジをやり直せば、左開きにできる!なんという優れものなんだ!聞いたことないメーカーだけどこれは挑戦するしかない!よし、頑張るぞ。
・・・先日、プリンターを買って設置した時に、
・・・でも優しい旦那様とかに甘えてやってもらう女子力を鍛える方がいいのかもしれない。
と他意なく書いたのが夫の闘志を燃やしたようで、この土日の協力たるやすごいよ。アンタなんか悪いことでもしたの、というくらい。
車でニトリに連れてってくれるし、事務所に来て心理的応援をしてくれるし、自宅からテストFAXやテスト電話をしてくれるし、家事はやってくれるし。しかもNO文句。まさに思うツボの一文となった。うはは。
さて、冷蔵庫が届いたから、後で冷蔵庫を寝かすときに手伝いに来てね、と自宅に帰ってゆっくりしていた夫にメールしたのだけど、すぐに事務所に来てくれた。
私「え、まだ私の作業が終わってないから頼みたいことないのに」
夫「これ、左開きにするの?プロじゃなきゃ無理だよ、諦めなよ」
私「いいよ、自分でやるんだから。奥でコーヒー飲んでて。(ドライバーを持つ)」
夫「そう言われるとやりたくなる(ドライバーを取り上げる)」
私「そこじゃないでしょうよ、説明書にこう書いてある。違うってば、やるからドライバー貸して」
夫「ドアの取り付けなんてできないって、諦めなよ。こんなに固いし、無理だって。あっ出来た」
私「(ほらみろ)」
夫「プラモと一緒だね。うん、出来るから大丈夫」
私「次はこれだけど、交代するからいいよ」
夫「えー!こんなの出来ないよ。それにこれは固いから女性には無理。うぐぐっ」
私「ちょっちょっ!ネジが埋没したら終わりだから、力づくでやらないでよぅ」
夫「ネジ埋没した」
私「えっ!・・・・あ、これはもうプラスのドライバーが入らないね」
夫「しょうがないよ。君がやっても動いてないんだから」
私「(ネジ死んだぞ)」
夫「誰がやっても埋没するよ。」
私「(あ、気にしてる)」
夫「ネジは機械で固く締まってるから、ドライバーじゃ無理」
夫「素人には無理なんじゃない?ドライバが入りこむ隙間がないし」
夫「僕は一生懸命やったんだ」
夫「仕方がなかった、こうなる運命だったんだよ。うん。」
私「・・・まぁ、右開きで使えればいいし、最悪、ドアが取りつかなかったら私のお金で捨てればいいだけだから」
夫「22,000円?安い勉強料だったね」(負け惜しみ)
というコントのようなネジ埋没事件が起こったのだった。
ひそかに大爆笑したよ。今、思い出しても笑える。ネジは死んだけど、私はすごく嬉しかった。家族はありがたい。
夫が作る、その夜の夕飯は豪華だった。