私がカワイイ高校生だったころ、バイト先には大学生たちがたくさんいた。
勤労学生控除と扶養控除についての話。
・苦学生に恩恵のない税制
29.7.3現在の税制では、学生さんがバイトして年間103万円を超えて稼いだら、学生さんの課税所得を27万円減らして計算しますという、勤労学生控除がある。
一方、学生さんが年間103万円以下に抑えてバイトをすると、学生さんを扶養している親などの課税所得を63万円減らしてあげましょうという、扶養控除がある。
金持ち優遇の税制。
・大学生から学ぶ
ほんの25年近く前、私はファミレスでバイトしてた。大学生が、夕方から深夜までバイトしててディナータイムは一緒に働いたよ。仕事を教わったのも、先輩たちだったし、組織の在り方・仕事の向き合い方・友達とのつまらぬ人間関係・恋愛相談・進路相談・人生相談、色んな相談をしたよ。
高校生の私から見た大学生はかっこよく、すごく頭がよさそうで、人生をよく知っているのに話題も合うし、一緒にいてとても楽しかった。すぐ付き合ってすぐ別れて、同じ仲間同士で付き合って別れてを繰り返していた。
大学生は3年生か4年生になるとみんなバイトを辞めて、就職してスーツ姿を見せびらかしに来ていた。
有名大学生君は、週に2回の短時間しかバイトに来ないから、仕事の覚えが悪く、私が教えてあげたのを忘れて、ドヤ顔しに来ていた。
年下の女子高生に怒られてばかりいた人は、上場企業に勤めて、今では家庭を持ち、社会人として立派に納税しているだろうね。
・大学生は、バイトをすれば?
バイトする暇がないくらい、勉強が忙しい大学もあるんだったらしょうがないけど、なんか大学生って遊んでばっかりで、勉強の話なんかしてなかったよ?学部と全然関係ない仕事に就いたりして。
大学って、友達を作りにいったり人生経験を積むところなんじゃないの。
あと、組織に染まる練習するところ?
・大学生は、バイトをすれば?
大学生って、受験戦争でずーっと塾行ってた頭がいい人たちでしょう?バイトして、働く厳しさと楽しさを経験しておいたらいいじゃない。
バイト先で成功体験・失敗体験すればいい。友達も作れるし、お金ももらえるし、恋人もできる(※個人差があります)。ノーミスだった人生で、初めての敗北感はぜひバイト先で!あなたが受験で勉強してきたことは、バイト先では役に立たないかもね。
自分で考える・工夫するということを学べば?あなたがオーダーミスしても、誰も覚えてないよ。だって、誰しもがオーダーミスするのがバイト先なんだからさ。助け合うのがバイト先というところ。
・大学生は、バイトをすれば?
もし、環境が許すのなら、バイトして最初は自分がいかに役に立たないかを実感したらいい。
バイトして、自分が頑張れば周りが頼りにしてくるということを実感したらいい。
暗い顔しないで挨拶が明るいと人が寄ってくる。そのうち、自分から話しかけられるようになる。他人から認められたら、自信になる。
立派な企業に就職する前に、経験しておけば?必ず、役に立つよ。
すべては自分次第であり、失敗はいつでも取り戻せるということを経験しておくべきだよ。
それに、バイトするとお客さんに喜んでもらえる。世の中のお客さんには色んな人がいて、自分の「こうならねばならぬ」という思いはちっぽけだと気が付くよ。
バイトは楽しい。今にして思うと、社会貢献という喜びだったのかもしれないな。
・所詮、学者が作った税制なんだよ
現在の税制では、学生バイトに優しくないよ。年間の給与収入が103万円を超えると、学生が扶養から外れてしまう。親の税負担が増える。
だから、勤労学生控除は廃止し、給与所得控除として特定支出のように所得そのものを減らすべき。これにより、所得税・住民税・健康保険の扶養から外れないように手当てするべきだ。
金持ち優遇である、特定扶養親族は廃止。学生を扶養できるお金がある家庭ほど、税務メリットが生ずる特定扶養親族の扶養控除は廃止すべき。
この2点、平成31年税制改正の意見書を出しておくわ。既に議論もあるけれど、後押しだ!
・みんなで応援する
学生バイトの後押しは、親の税負担という観点じゃないよ。
就職して、大学と職場の差にびっくりして反射的に辞めちゃったり、辞めずに頑張りすぎちゃったりしないよう、就職の予行演習として学生はバイトしたらいいと思う。
もし、就職先がどうしても合わなくても、受け皿はいっぱいあるから無理しなくていいって言いたいわけ。悲しんで引きこもってしまっても、いつか出てきてよ。
世の中には、いわいる通常のレールから外れちゃった人とかいるの。それでも生きていくことが許されるの。
自分について、成しえなかった気持ちが強かったら、税理士試験に挑戦してみたら?努力さえすれば、時間はかかるけど誰でも合格できる。すべてはあなた次第よ。
(関連記事)税理士受験生が減少 → https://mina-office.com/2017/06/26/zeirishi-kiki-2/