29.7.19 横浜にて東京地方税理士政治連盟の定期総会へ行ってきた!
楽しみにしていた!
1、私が考える税理士の仕事
納税者の話を聞いて、それはこういう考え方によるルールだから、売上に計上しなくてはならぬのです、と説得するのも税理士の仕事。
納税者の話を聞いて、それは納税者の考えが正しく、税法が行き届いていないのが問題なんだけども、ルールは守らねばならぬので諦めてくださいと説得するのも税理士の仕事。
行き届いていない税法や時代遅れの税法を手当てするのは、国会の仕事。みんなで議論してみんなでルールを決める国会という場所で、みんなの代表である議員が話し合って税制改正をする。
では、みんなの代表である政治家に対して、納税者の気持ちを伝えるのは誰か?税理士が手伝えるんじゃないかな、というのが私の意見。
最終決定者は、国民だ!自分が当選することばかりではなく、国益を考えてくれている政治家が選ばれるでしょう。と、私は信じたい。
2、政治連盟が納税者の気持ちを伝える機関だと
税理士が、政治家に対して、納税者の思いを伝えることができる組織がある!それが税理士政治連盟なんだよね。期待していた。
29.5月に飛び入り参加した、後援会活性化会議では、選挙の話が多くて、なんなんだこの組織は!政治家の選挙活動を手伝うだけの組織なんじゃないか!だったら、各自がやればよく、組織化する必要ないでしょ。私の政治連盟の会費1000円を有効に使ってよ!とガッカリして帰ってきたんだよ。(関連記事)後援会活性化会議@参議院議員会館 → https://mina-office.com/2017/05/17/seiji/
税金は身近だから、選挙で訴えれば有権者の耳に止まりそうなことはたくさんあるよ、それを政策に織り込めばいいってだけの話じゃないか。
なんで選挙の手伝いまでセットなの?
(その後、疑問が解消される部分や、私の考えが足りなかった部分もあり。)
だから、定期総会では、がっちり質問したいと思っていた。疑問点は決めつけないで当事者に聞くべし。
丁度、会費未納率の分母が変じゃない?という質問があったので、質問しやすくなったよ。ラッキー!
まず、今まで頑張って活動してくれた先生たちがいるから、私が今年、税理士登録できた感謝の気持ちを正直に伝え。今から話す質問は、先輩の活動を否定するつもりがないことは、伝わったと思う。
次に、質問したよ。緊張したぜ。どんな組織なのか知らないし。地域でハブられるかもしれないが、悪いけどこっちには無くすものなんか、ないので!
3、質疑応答
質問1
特定の政治家を応援しているように見えますが、税理士は公正中立な立場であるべきでないのですか。
質問2
税理士法や税制改正という正しい目的のためであれば、手段は選ばないという考え方でしょうか。
質問3
自分の応援する政治家と、後援会で応援する政治家とが相違する場合には、どう考えればよいですか。
回答1
政治連盟では、特定の政治家をひいきしていませんよ。特定の政治家を選んでいるのは後援会です。
回答2
誤解されやすいのですが、ルールを守り、手段を選んでいます。例えば、後援会の作成には、政治連盟の会員10人以上の同意やその他の厳密な審査(?)があるので、簡単にはできません。
回答3
ご自身の信念に基づいて投票してください。(これは、後からたくさんの先輩から言われ、投票を強制している訳ではないことはよく分かった。各個人の考えの結果として後援会の候補者に投票しているケースが多いというだけみたい。)
・・・実はこんなアホな質問が意外と盛り上がり。「そういう基本的なこと、聞く人いない」と新鮮だったみたい。未納率の質問もあったから、ちょうどよかったよね。
質問したとき、運営側の先生たちも失笑もなく会場全体がシーンとしていた。
ヤバイ、地雷だったのかな、消されるんだな、死亡保険に入ってないぞ、夫ごめんな、バイキング行きたい、さようなら皆様ありがとう、冷蔵庫のライチが未食、健康麻雀行きたかった、と思った矢先。
議長の優しい女性の先生が、「新入生なのに勇気をもって質問してくれましたね」と褒めてくれて、消されなさそうだな、と安心いたしました・・・。後から聞いたら神奈川青税の仲間の母ちゃんだったという。
その後の懇親会でも色々と情報が集まり、色んなことが分かった。考えも少しづつまとまってきたよ。続く。