全国後援会活動活性化会議へ行ってきた

29.5.10参議院議員会館にて、日本税理士政治連盟主催の会議とやらに飛び入り参加してきた!今回は、税制改正と政治の話。

結局、議員先生も税理士先生も、選挙の話が一番盛り上がっていた。(後援会の会議だから当たり前ではあるけど・・・)
税理士政治連盟について、思っていたのと全然違うよ。それって、巡り巡ってみんなのためになるんですか?

1、会場の様子

飛び入り参加をお願いし、会員である証拠を提示して傍聴を許可して持って中へ。

受付では、本来招かれた人たちが自分の席を確認するので混雑。議会では、議員さんたちは委員会と日程がバッティングしたらしく、秘書や議員さんが名刺を置いていく。これ、大学の「代返」てやつ?名刺の山がうず高く・・・。

ちゃんと議員さんが来てるケースもあって、どっかで見たことある議員もいた。前の席に座っていた人が議員だったので、記念に名刺もらった!政治家の名刺って、変わってるねぇ。

議員さんのパネルディスカッション後の休憩時間、私は、税政連の会長からちゃっかり名刺貰いに行き、
「登録したてですけどあの説明では誰も入会しませんし、何やるのかも分かりません、ちなみに私は青税で政治連盟をうっすら知ってたので入りました、興味あります!」と話しかけちゃった。
会長は証票式に来てくれていたらしい。どうりでどこかでお見かけしたと思ってたよ。新聞でも見てるから・・・忘れててすんません。本会の会長なのに。

政治連盟の入会はおもしろいことになったけど、後悔することになるかもね。後援会長たちのスピーチを聞いて、既に私の心に暗雲が・・・・

2、ゲストのスピーチ

・神津会長

日税連の神津会長のスピーチでは、「消費税を引き続き議論していく」的なお話。
おお、本物だ。休憩時間には既に退席されていて、話しかけられず。

・J党

J党のゲストのベテラン議員さんのスピーチ
「多数決だから(限界はあるけど)たくさんの意見を聞ける税理士さんから、年末の税制改正で意見ちょうだいね」
「議員の日常をしっかり監視して、議員がちゃんとしていないなら応援しないでください!民主主義をみんなで頑張りましょう」

とのこと。おお~っ!さすがベテラン!流れるようなスピーチ。

・K党

与党のK党のゲスト議員のスピーチ
「一人を擁立するのもいいけど、後援会を通して全国的にやっていくのは効率がいいよね。これからも税について教えてね」

と会の趣旨に沿った普通のスピーチ。

・M党(多分。)

野党のM党のゲスト議員(かパネル議員か忘れちゃった)のスピーチ
「改正の時だけ・選挙の時だけのみならず、日常的に仲良くしていこう。J党ばっかりではなく、M党とも仲良くしてください、公平であるのが”建前”の税理士さんですから」

ざわっというスピーチ。建前って口滑らせちゃった笑

あんまりM党は税理士のことが好きじゃないのかもね。ずっと野党である時代が続いてるから、税理士政治連盟から無視されてたみたい。
こういう時だけ駆り出されてる感じ?可哀想に。もう、次から断っちゃえ。

3、パネルディスカッション

ゲスト議員さんたちは退席し、パネル議員さんとその後援会長とで会議が始まる。

後援会 会議

パネラー
「税理士制度では、平成26年改正の会計士税理士制度について議論頑張ったよ!会計士は組織票が半端ないから税理士さん頑張ってね」

私(会計士の件は微妙だし、税理士は組織に向いてないよね)

パネラー
「陳情はいつも同じものばかり。税制改正は80%は前回と同じ。優先度をはっきりしてもらいたい」

私(いっぱい書くのもよくないね。いいことを聞いた)

パネラー
「自分の政策を聞いてもらいたいし、みんな(国民)の要望を聞きたい。ビジネスに政治を持ち込みたくない気持ちは分かるから、うーん・・・」

私(関与先に政治活動するとか信じられない)

パネラー
「消費税のインボイスなど、もっと税理士と議論をしたい。制度の仕組みは専門家の意見が欲しい。政党はあるけど、80%は意見が一致しているから大丈夫だよ」

私(いい政策は邪魔しあわないで成立するんだ。意外。安心した)

パネラー
「中小企業のことをよく知る税理士から意見を聞きたい。一方で、事業主からはまた違う意見だったりするので、税理士の意見だけでなく両方の意見を聞きたい。」

私(税理士の意見だけを鵜呑みもよくないね。勉強になった)

パネラー
「今は人材不足、事業承継のサポートをやっていきたいから一緒に考えて欲しい」

私(でもどうせ、組織票がある大企業の肩持つんじゃない。)

などの意見あり。

和やかムードになったところで、一人の議員さんが
「関与先の従業員の方にまでお声がけいただければ、たくさんの方と触れ合えていいなぁ~(ジョークっぽい)」とさらりと言ったところ、
ざわざわざわっっ・・・・・となってしまい、税理士のアレルギー反応半端なかった。

当該議員さんが、「何の気なしに言ったつもりがなんかスミマセン、てへっ。深い意味はないです」と釈明したものの、最後まで尾を引いてしまい、超スベってましたよ!当該議員アメブロ → https://ameblo.jp/j-shoujinishida/entry-12273445186.html

4、全国の後援会会長スピーチ

第二部では、議員さんは退席し、全国から来てくれた後援会長が1人2分で、スピーチする時間へ。

4つのことについてスピーチするように依頼されていたらしく、2分じゃ全然無理っす!とみんな言っていた。可哀想だったね。でも会場の時間もあるし。司会の人も大変そうだった。税理士っていっぱい話すよねぇ。

議員・税理士のスピーチを聞くと、結局選挙区なんだな~って感じ。政治家は、当選しないと仕事が出来ないから、「当選させないと」(この表現にはとても違和感がある)と思っているみたい。そんなの、どうこうしようがなくない?地方だと、どうこうできちゃうのかな?

・政治家は自分で頑張れば?

政治家が「この政策がいい!同調する人この指とまれ~」といい、この指とまった数が多い政治家が議会へ行くんでしょう。それが民主主義じゃないの?
だったら、後援会長が頑張るとかって話じゃないのが建前でしょうよ。
いい政策を作って、自分で効果的な戦略たてるしかないじゃん!

税の世界では、こういう問題があって、こういう意見があって、こういう対処案がある、と考えるだけではダメか。
政治家と仲良くして、「当選させて」税制改正するよう働きかけるのか。
一人の政治家を「当選させる」ことに固執することで、よりよい税制改正が行われるの?

政治家が税理士会などからの意見書を読んで、仲良い税理士なりに解説を聞けばいいじゃないか。
税金は身近だから、選挙で訴えれば有権者の耳に止まりそうなことはたくさんあるよ、それを政策に織り込めばいいってだけの話じゃないか。

なんで選挙の手伝いまでセットなの?

・政治連盟の活動内容・・・

後援会長「(政治連盟に加入している)若い税理士先生に電話当番を依頼したら、義務ですかと聞かれてしまい、お願いです、と答えたのですが、思っていたのと違うと政治連盟から脱退されてしまい、悲しかったです」

えっ!電話当番てなに!?嫌がるに決まってない?

後援会長「うちでは、後援会費はいただいていません。これからは若い税理士先生にも積極的に入会してもらい、」

えっ年会費12、000円払ってる上に後援会費まで払うとこあるの?マジか。

ところで、後援会長のスピーチでは、結構な割合で「関与先への政治活動はちょっと・・・」との声が。
議員さんのスベり発言の余波が笑。税理士って真面目ね。
他にも「税政連からもっと存在をアピールして」(ほんとこれ)「頑張ってるのに税政連は注文ばっかり」「若い人が入ってこないからもっと考えて」(入らないと思うよ)の声も。
私から見ると、今の活動内容には疑問

5、直撃インタビューの巻

閉会後、一番スピーチが面白かった若い先生を待ち伏せして突撃インタビュー。

私「電話当番でマジですか。嫌です」
若「そうですよね、びっくりしますよね。私は税理士という立場を離れた時の経験と思うようにしています」

私「応援したくない候補者の後援会なんて嫌です」
若「誤解していただきたいのですが、当然あなたのお考えは自由ですし、もちろん選挙はご自分で選んだ方へ投票してくださいね。」

私「今日のスピーチはおもしろく、もっと聞きたかったです」
若「もっと話したいことがありました。遠くからお越しになってる方もいらっしゃって・・・僕は新幹線で数時間ですから我慢しなくちゃと思いながらちょっと越えちゃいましたけども」

まぁでも、僕のスピーチを聞いてくれる人がいて、今日は来てよかったです。(爽やかっ)と、帰っていかれた。

(過去関連記事) 私の税制改正希望!→ https://mina-office.com/2017/05/15/zeisei-kaisei/

(過去関連記事) 神奈川サークル 税制改正意見書について → https://mina-office.com/2017/05/10/h30-zeisei-iken/

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。