平成28年の8月、税理士試験の本試験が迫って、気になっちゃったので大原へ質問電話したんだよ。
・頑張ってね、をください
「ここまで頑張れたのは、熱意ある授業をしてくださった先生のおかげです。質問電話や添削指導で根気強く教えてくださり、ありがとうございました。今年で卒業します。頑張ってきます」
的なことを。こんなことを会ったこともない講師に言うなんてアホだよねぇ。
大原の質問電話では、電話を切るときに「頑張ってください」と言ってくれていた。「頑張ってください」をちょうだい電話でもあった。
お返事は、「本試験間近の貴重な時間に、僕らのことを思い出してくれてありがとうございます。励みになります。全力で頑張って来てください!応援してます!」
的なことを言ってくれた。多分、一年たって美化してるけど。講師の、(貴重な直前期にくだらん電話してくるんじゃないよ)という心の声は幸い聞こえなかった。1分で切ったから許して!
私は、最後は数ヶ月専念して、夫ともろくに会話せずひたすら勉強していた。可哀想に、テレビは音なしで見て、息を殺して生活していたみたいで・・・。ありがたいことよ。
励まし合う友達はいるけど、こんな直前期にはお互いに自粛し合ったんだよね。そういうものだよ。
自分の都合のよいときに、「応援してますをちょうだい」とおねだりできるのは予備校だけ!万が一塩対応されても気にならないじゃん。友達じゃないし。
大原にもTACにも、本当にお世話になったよ。大原は、ずーっとお布施を続けたのに祝賀会に呼んでくれなかったからずーっと恨むことにしたよ!♥
・勉強だけに集中した
本試験前、気になることはすべて解決した方がいいと思うんだ。気が散る原因になるから。すべてを片付けて、勉強だけに集中できる状態にした方がいいと考えた。気になるなら、講師にお礼言っておくのもいいんじゃない。質問メールでもいいよね。(私は返信が気になるから電話にしたけどね)
机の周りは常にきれいにして、文字が見えるものは置かなかった。時計を見る導線からカレンダーを外した。残りの日数や過ぎた日を見て気になるから。
机に座ると、ストップウォッチと筆記用具、電卓だけが見えるようにした。
いつでも理論が確認できるように理論サブノートを近くに置いた。いつでもどこでも見れるように肌身離さず一緒に行動してくれたのは、理論サブノート。今でも、見返すよ。ミスノートの代わりに理論サブノートに書き込みしたよ。私の一番の財産と言えるよ。死んだら棺桶に入れてもらいたい。
本試験の後のことは、何も考えないようにしたよ。気が散るから。
ピリピリしていたなぁ。
・残り1週間
それぞれのやり方があるけど、私は本試験の残り1週間は、計算は総合問題だけ解いた。個別問題はやらず。時間配分やスピード感、集中力の持続を重視した!
午前中1回、午後1回、夜1回。既に数回解いた問題だから、答え合わせに時間がかからないよ。計算過程はしっかり答え合わせをした。同じとこミスってへこんだりしてた。
2時間フルでやるのもあったけど、計算だけ時間を測ってやる、ということをよくやった。問題は、大原が作ってくれたカレンダーを想定したけど、得意な回はスキップしたり、少しアレンジしたよ。
既に解答用紙はコピーしてPDFにしておいたので、いつでも印刷できる環境を整えていた!解答用紙だけ売ってよ!コピーする時間がもったいないじゃないか!と悲痛な思いでスキャンしたもんですよ。
理論は、計画する時間すらもったいないので、大原が作ってくれたカレンダー通りの理論まわし表通りの理論をまわすことにした。
とにかくよく寝た。毎日8時間近く寝た気がする。
眠くなったら寝た。脳が疲れていると判断して、寝た。
ごはんはちゃんと食べるようにして、糖分不足にならないように、チョコレート食べたり梅干し食べたりしてたよ。
・必死でしたよ
とにかく必死でしたよ。あなたと、同じです。