29.10.26 疲弊する地方の経済活性化への道を探る旅。
昭和の社員旅行といえば鬼怒川温泉?今やすっかり寂れてきているかも。
ウェスタン村も廃村しちゃったし。
しかし、鬼怒川温泉には温泉の他にもみどころたくさん!世界遺産の日光(ペンキ塗り直しで猿の顔が変わっちゃったらしい!整形疑惑)もあるし、日光江戸村もあるし、鬼怒川ライン下りもある。川治温泉もさびれてていいよ!お湯もいい。龍王峡も地味にいいかんじ。
そこへ!
スカイツリー沿線とした東武は、売り込み活動をすごーく頑張ってる!
なんと鬼怒川温泉駅から下今市駅まで、SLを復活させちゃった。750円だって。やすっ。
新宿駅からスペーシアに乗り、なんなら4000円ほどの個室で乗り、下今市駅でSL転車台と小さい博物館?を見学し、コスパ最高の大樹弁当1300円を購入してSL大樹に乗車、運が良ければ地域の人が田んぼから手をふってくれるかもよ!
鬼怒川温泉で下車したら、SL転車のチャンス!さっき見そびれたら、こちらで。
鬼怒川を眺めながら弁当を食べるもよし。弁当は、帰路で購入もいいね。スコップのスプーンがついていて、これはもう、買わない理由が見つからない。
SLに乗れない人は、入場券150円でホームに入れるので、撮り鉄可能!
鬼怒川には道の駅があるけど、ど渋滞。この道の駅のせいで、幹線道路が大渋滞だね。
木曜日に行ったけど混んでたよ。みそソフトを食べました。しかし、近くの日光ろばた漬けの醤油きなこソフトと、甘酒の試飲と、漬け物ほかほか握り寿司が最高にうまい。
東武鉄道は、「ロコモーションしよう!」キャンペーンで、地元の人に協力やアドバイス、地元の自慢を旅行客にアピールしましょうと頑張ってる。
SL大樹を起爆剤にして、有名な観光地 鬼怒川温泉をもっとアピールしていけるといいよね。地元の人と一緒につくりあげたいという姿勢がステキ。応援したいよ!
ところで、SL大樹は、全国からのライバル社から相当の応援を得て、復活したよ。こういう経緯もドラマチックでシビれるよね。
地元のホテルマンのおじちゃんが教えてくれたけど、旅行客の半分くらいはSLの存在を知らずに来てるんだって。
経済ニュースでは随分と取り上げられたけどね。
SL大樹をめっちゃくちゃ写真撮ってたら、近くを通りかかった年配の旅行客が「SL?そんなの珍しいの?」と言っていた!昔は普通だったんだね。
この、石炭の燃えるにおい、SL特有の躍動感が(略)
今回の「取材」で、地域の活性化のためには地元の人たちが主体的に取り組む方が、旅行客の思い出に残るということが分かったわ。
わが町、川崎市では、売り物は充実しているのでもっとポテンシャルある、と考えている。臨海部のみならず、川崎市には梨もあるんだよ。売り込みのスタートは行政主導でもいいけど、市民主体で経済力をつけていきたいね。
ところで、私も仕事にありつけるチャンスが来るかしらん?
今回の取材の領収書は。夫にほぼ処分されてしまいました。私は仕事で行ってるのに!これだからサラリーマンってやつは!と言ったら、「今回は家族旅行でボクのおごり」だそうで。
「だって、仕事なくて赤字でしょ」
と言われたので、所得税法上の観点からすると、その考え方は正しくないが、今回は家族旅行という判断で差し支えない。
倍にして恩返しするから見とけ~♪