30.1.11 ドコモで1年分の支払金額を確認してもらい、携帯代金の一部を経費計上するという話
・個人事業主 通信費の注意点
個人事業主の多くは、携帯電話をプラベと仕事用と共用してる場合が多いと思いますが。
家族みんなの携帯や自宅の電話の請求をまとめてしまっている場合、引き落とし金額をまるっと通信費で経費にしてしまうとマズイ。
お子さんの携帯代金のように、仕事にタッチしてない家族の携帯代、自宅利用の電話代は経費にならないから。
なので、今のうちに通信費支払金額のうち、経費にできる金額を算定しておかないとならぬのです。
支払金額のうち、何%を経費に計上できるのかは、個々の事情によって違うのでヒアリングで毎年割合を決めるのが一般的。最終的には事業主ご本人が決めることになる。
・白色と青色の取扱いの違い
白色の人は携帯電話利用の(目安として)過半数を仕事用で占めていることを証明できる場合には、仕事利用部分を経費にできる。理論上は相当厳しい規定。
青色の人は、割合にかかわらず、仕事利用部分の携帯代金を経費にできる。携帯電話利用の仕事利用部分を帳簿に書いておくことが約束。
例えば、7005円×30%=2,100円(平成29年1月分)みたいに。
・レッツ ドコモショップ
そんなわけで自分の個人決算書の数字確定のためにレッツ、ドコモショップへ。
結論から言うと、ドコモショップへ行かなくても電話で済んだけど、ドコモショップで印刷してもらった直前3か月の請求内訳がとても助かりました!二時間待った甲斐があったよ!
なお、ドコモショップへは事前予約が可能。
パソコンでドコモログイン登録しておけば、いつでも自分で分かるんだって。親切に教えてもらった。
・ドコモさんとの確定申告的な会話
ドコモショップでは、「確定申告するので携帯代の金額が知りたい」と言うと、話が早い。
ドコモ「証明書の発行ですよね。直近3カ月分のみのデータしかお出しできず、かつ有料となりますが構いませんか?」
私「いえいえ、証明書は不要です。知りたい金額だけメモできれば充分ですので!(消費税免税だし銀行引き落とし)」と説明。
その後、ドコモへ電話して3ヶ月以前のデータの数字を教えてもらった。
私「確定申告するので利用金額が知りたいです」
ドコモ「支払月ベースでお答えしますね」
私「ん?12月利用分は1月支払ですよね。発生主義の考えから、利用月ベースで金額を教えて頂けますか?」
ドコモ「ん?確定申告で利用するんですよね?支払月ベースでお伝えしますよ?」
私「ん?…あのー恐れ入りますが、確定申告の方は支払月ベースで計算する方が多いのでしょうか?だから、支払月ベースで金額をお知らせくださろうとされていますか?」
ドコモ「はい、そうです」
おお!と、いうことで、事業主の多くは携帯代は支払月ベースで経費計上していることが多いみたいね。
決算整理事項で前受未収処理してるのかもしれないけど。
・家族の口座から支払っている場合
私名義の携帯契約なのに、夫の口座から引き落としになっている我が家。
こういう場合でも経費にして大丈夫。
生活費は夫のお金から使わないとね。なお、私は事業利用分は夫へ返済いたします。
こういう、家族口座からの支払については贈与税関係も含めて別日にまとめてみるわ~。
・支払内訳を年に一度は確認すべき
我が家では、ドコモ一括請求というものを勧められ、ホイホイと変更したところ良いことがなかった。
携帯電話会社というところは、ノルマがあるらしく、何時間も待ってる間に営業してくるんだよね。暇だから聞くよね。良いこと言うよね。ま、いいかぁ~と切り替えるよね。今頃後悔するよね。
有料オプションに入っていた。オプションを外すのを忘れていただけなのか・・・。
引き落としだと、内訳を見ないよね。毎月の利用を郵送にすると追加の手数料がかかるけど、紙の資料には意味がある気がする。
事務所の経費はほぼ、コンビニ払いとしているアナログ派の私ですが、毎月支払い内訳と財布の中身を2度見するようになるので、アナログ派も悪くないよ。
今回は個人確定申告の仕事を取りに行くような記事を書いてみました~。
個々の場合により状況は異なるので、税理士に相談してくださいねー。