30.1.18 納税貯蓄組合の賀詞交歓会へ行ってきた
どこの会でも、会員は募集していてホイホイと加入しています。
・納税貯蓄組合とは?
どうやら納税貯蓄組合は、税の期限内納税を推進するお知らせをメインに、街のイベントのお手伝いをするみたい。
中学生の作文コンクールの審査員を務めることもあるみたい。
会員さんはこちらも地元の名士さんをメインに、社会貢献として断りきれずに(?)活動しているみたい。
こういう団体があったとはね。知らなかった。
・研修会 作文等紹介
今回の賀詞交歓会では、研修会もあったよ。作文コンクール審査員をやる団体ということもあり、この半年で集めた感動的な記事を鉄ちゃんの講師が紹介。
今回は「憐れみではなく自立の手伝いを」の話に力が入ってた。
他にも野球の川上哲治さんの話もしていて、「高校野球では、負けたチームの校歌を歌えばいいよね。そうすれば、全てのチームが校歌を歌える」と言っていたことがあるらしい。
なるほど、とかく勝利という結果ばかりを気にするけど、負けたチームの努力に対する敬意って忘れがちだよね。
・農家と消費者の認識の溝
後半の宴会では、ご馳走を食べて、農家さんにしつこくあれこれ聞いて回った!
農家さんと消費者との感じ方には大きく溝がある気がする。どちらもお互いの顔が見えない・経験の差から農作物に対する捉え方が違うんだよね。
うーむ。
私はスーパーに行けば泥がキレイに洗われた野菜が売っていて、泥を洗う過程など考えたこともなかった。
虫食いのレース野菜などスーパーには並ばない訳で、それを不思議にも思わなかった。
一方、農家さんは「こんな出来が悪い野菜は売れない。ポイっ」ってやってしまうらしく。いやいやいや!我が家は二人暮らしだから、その出来が悪い小さい野菜が欲しいんだよー!という事情が伝わらない。
もっと、野菜に対する個性を尊重するようにみんなの気持ちが変わるといいのかしらん?
農家さんと消費者の私とで一致したのは、「カット野菜はめちゃ助かるよね」
あれ、考えた人、天才だよねー!
しかし、農家さんは、「割高なのになんで買うの?」と不思議がっていた。
使いきりだし洗わなくていいし複数種類が入ってるからなんだけど、農家さんにはピンときてなかったという。
農家「えっ野菜に泥がついてないって思うってマジか」
私「えっカット野菜が好感される理由が分からないってマジか」
・農家に未来はあるか
野菜は価格高騰したり、豊作すぎて捨てられたりして農作物の収穫は一定ではないよね。農家って本来は収入が安定しないわけで。天候などにも左右されちゃうから、自分の努力でどうにかできない事情が多いと思う。しかも重労働で報われないこともある。
農作物は、まさに天からの恵みなわけですよ。
農地を持っていないのに農家を希望する人は、今は農地が余ってるので農家から借りることができる。やりたがる人がいれば、ルートは確保されるようになっているんだよね。
それでも農家の後継者が足りない。地方であれば、生活コストは安いので都会での生活ほどの収入は不要みたいだし。都会で働いて貯金して、もうもうもう勤めにウンザリした40代以降に地方で帰農すれば食べてはいけるんじゃないの。
露地栽培にこだわることはないし、AI農業や栽培コンクリート施設による農業という選択肢もあるかもしれない。
農家に未来がないのであれば、私は明日のコメに困るし、地方の国土がどんどん販売されてしまうという不安もある。
困ったな~。なんとかならぬかな?
と、たまに思いながらも忘れてワハハと過ごして、気が向いた時にまた思い出して「なんとかならぬのかな~」と思って、のループ。
きっと私が気まぐれに問題意識を持つだけでも、農家の未来につながるわけですよ。
さて、今日もワハハと過ごそう。