30.1.8 義務教育は、全国どこで暮らしてても同じ水準で学べる環境が理想だよね。
先生のレベル感とか地域が求めるレベル感とかあるかもしれないけど。
例えば、作家、佐藤愛子さんのエッセイ(大分昔のだけど)によると、「北海道の浦河では昆布漁の時期になると休校」らしい。
なんと!他にも、雪国や沖縄、離島その他色んな地域事情を考慮する必要はあるよね!地域として力をいれるべき教育の温度感もあるし。
けど、だいたいこれは同じ~ってこともあるので、義務教育は地域事情を考慮しつつなるべく同じがいい。
なので、神奈川県も給食はみんなの意見を聞いて、やるなら頑張ったら?
で、教育に関する予算が自治体によって違うような気がしていて。
人づてに「うちの子は~」の話をファミリーや同級生同士で話しているのを聞くと、結構違うんだよね。
それらを許容範囲と考えるかどうかは人それぞれだと思うけど、予算に左右されるのはよくないんじゃない。
教育は国税でやるべきでは?
もちろん市町村が今のままでいい!という結論ならいいけど、市町村てなんだなんだ、国に文句言えないから。
公務員教員の給与の原資も市町村になっちゃって、同額を国から補助されるわけだけども、なぜこんな制度にしたのかがよく分からない。いい制度にしたのかな?
そういえば教育と言えば!
消費税は8%だけど、10%に増税になる。社会保障費、つまり国民年金の支給額が足りないからしょうがないかと思っていた。
なぜか選挙で消費税の増税分は大学生への学費をはじめとする教育費の無償化に充てるんだって。
年寄りのために充ててよ。
若い人には無利子でお金を貸せばよいじゃん。
大学に行けるのは、子供が家に生活費をいれなくてもよい高所得世帯でしょ。中間層の家の子供は小遣いをバイトで捻出するから扶養から外れますから。特定扶養控除の恩恵はお金持ち世帯のみ受けられる。
大学の授業料をわたしたちプア層も負担する消費税でまかない、高所得世帯の浮いた授業料は、塾代に消える。よりよい予備校に通わせるだけの資力がある家の子供は上場企業や公務員試験に合格し、(多分)安泰な生活。勝ち組はこうして作られる。
で、所得の再配分とか言っている。
貧困の連鎖を止めなければとか言っている。
プア層の子供は、親の年金が少ないので仕送りもあるから、貧困の連鎖は止まらないんだよ。
教育費の無償化は、プア層にはまったく恩恵がなく、消費税負担だけが増える。
プア層は政治家から政策を購入できないので、しょうがないんだよね~♪
とはいっても、大きな組織で働くということのみが人生の目標ではないよね。自分の知恵で仕事を作り上げていく楽しみってあるよ。お金だけが人生か?
心配なのは老後、働けなくなった時。誰しも基礎年金部分として、毎月10万円もらえるような世界だと助かるなぁ。大きい組織で働くと、給与が高く安定するから老後にもらえる厚生年金も多い。かたや、プア層は給与が安いから将来もらえる厚生年金が少ない。だから生活できなくなっちゃう。
所得の再配分というなら、誰しも老後の年金で暮らせるような財政基盤を考えてもらいたいなぁ。