30.2.17 明日のG1の前に視察です。
今回は、
年配者に社会参画してもらうことって大事なんじゃないかということ、
派手なものばかりに気を取られずに細部を観察してみましょうのススメ。
の2本になります。
・ダイヤモンドステークス。長距離戦
東京競馬場で行われる、ダイヤモンドステークスは3,400mもの長距離を競う、年に一度のレースなんだって。1951年から始まり、今年で68回目。フェイルゲームが重いハンデをなんのそので優勝。ルメール騎手が連覇(というの?)となりました~。
出走馬は高齢馬が多くて、最高齢12歳!普通の競走馬だと、3歳~5歳が多くを占めるので、素人の私は「12歳の競走馬って大丈夫なの?」と思ってしまった。
今回優勝のフェイルゲームは、8歳。長距離戦は勢いではないらしく、ベテランの馬が輝くこともあるんだって!
隣の競馬ファンらしき方々は、「長距離戦は騎手で買うのもアリ」というお話をされていたりしていた。
なるほど~。
12歳の馬は人気がなく。このまま投票者がいなかったら抹殺されてしまうんじゃないかという勝手な心配と、高齢馬に頑張ってもらい日本の高齢者に元気をちょうだいという希望を込めて100円購入!
がんばれ~!倍の倍にしてお願い!(ささやか)
スタートは芝コースの12時の場所から。私たちの目の前である6時の場所をあさがお周りでダダダと疾走。写真家の皆様の無言のコーフンが伝わる。
もう一周、ゴール地点の6時の場所にて再度ダダダを見せつける!
・・・・にんじん代になりました。
・年配者のスキルは宝か
多くの競走馬は7歳になる頃には卒業なんじゃない。政略結婚させて親にさせられる場合もあるよね。それとも、幸せ者なのかな?
その後、年をとった競走馬ってどうなっちゃうんだろう?
夫コンサルタントによると、年を取ると馬は丸くなって言うことを聞く様になるから長距離戦に向いていると。だからダイヤモンドステークスのように3,400mも走るレースは高齢馬が多いんではないかと。
そうであれば、役に立たないと殺されることなく、競走馬卒業後は高校や大学の乗馬部などで大事に扱われているのでしょうか?
きっと、そうに違いない。
ところで、人間社会でも人間的に丸くなった年配者と若手って相性がいいんだよね。年配者が「あ~ハイハイ」みたいな感じで子供扱いするから若手もある程度自由にやれるじゃん。意外と年齢が近いとぶつかるってこともあるのかもしれない。
だから、人間社会も年配者にサポートしてもらいながら築き上げていく場面があってもいいんじゃない。
・障害レースを視察
ところで、今回も東京競馬場の真ん中で障害レースを見る!ぴょーんとハードルを跳ぶ馬の迫力はすごい!足をぶつけているんじゃないかと心配してしまうけど。
馬の負担が大きいから、障害レースは通常は一日一回しか行われないんだって。
・スタート、その後。裏方さんの仕事
東京競馬場の真ん中をウロチョロ散策。
ゴール前は盛り上がるので人気だけど、今回はスタート地点も視察。
ちょっと距離が遠い・・・。けど、ラッパと同時に旗をふるオジサンの出退勤を監視できたからよかったわ。
旗振り役のオジサンは、旗振り台を搭載した軽自動車的な車で出勤している。レースの時間になると、軽自動車からオジサンを載せた旗振り台がミョーンと延びて、ラッパが鳴り、オジサンが旗をふり、馬がスタート台へ入る。
スタートのゲートは、他の責任者の方がボタンを押しているんだと思うわ。
旗をふったら、オジサンを載せた旗振り台はすぐさまミョーンと縮み、オジサンは降りる。
馬がスタートしてすぐ、なんとなくスタート台を視察していた私。(馬券を買いそびれていたから!)
大至急、ヘルメットをかぶったスタッフの方々がスタートゲートの撤収を行う!素早い!ほぼダッシュでスタートゲートはトラクターによって運ばれて行く。
スタッフの方々が一部のガードレール的なものを3人×2組でエッホエッホと担いで撤収。
結構原始的なんだなぁ・・・・。旗振りオジサンは、スタッフの方々の邪魔にならないよう小走りで撤収。誰からも労われている様子もなく取扱い雑。現場優先な感じっていいよね。健全な組織ってこうじゃないと。
旗振りのオジサンが偉いかどうかはともかく、スタート後の馬の行方ばかりを見てきた私だけれども。今回は裏方の流れ的なものを見ることの重要性を学んだわ~。
別に知らなくてもよかった無意味な情報かどうかは、今は判断できない。どんな情報であっても把握しておくに越したことはありませんよ。