30.2.23他 どうも、わたしの街の自称宣伝本部長です。
繁忙期の今、仕事も少ないので税務支援などの税理士のバイトをしている・・・。出張先(?)での複数の出来事をアレンジして会話を作ってみたわ!
1、出没!アップルパイおじさん
おじさん「どうも、こんにちは~。挨拶に来たよ。アップルパイ、差し入れ。おや、あなたバイト税理士さん?」
私「はっそうです」
お「そうなの。ボクが作ったアップルパイ、あなたも食べて」
私「はっどうもどうも。」
お「ところで、ボク今年、不動産を売却してコレコレこういう風に税金計算するってホント?」
私「はっそうですよ、ソレソレそういう風であれば、税率は15%と復興税」
お「そうなんだね。こんな年金暮らしのオジサンでも税金負担があるなんてさ~。ケホケホッ」
私「はっ都合の悪い時だけ年寄りのフリしないで」
お「(無視して)もうさ~税金の納税の際には佐川長官出してくれって言おうかな~ワハハ」
私「はっその時には私も呼んで!ワハハ」
街の人から割と国税庁長官の名前を聞くこともあるけど、本気で怒ってる話は聞いたことない。だいたい、ワハハな時事ネタだよ。ニュースでは深刻な感じで報道されていて、温度差があるばかり。
民意って現場に行って自分の目で足で確認して感じることが大事ね。
2、こども街づくり ミニたまゆり
おじさん「あなた、税のこと教えてくれたから、お礼におもしろい話をしてあげるよ」
私「はっ何です?お金になる話?」
お「川崎市麻生区にある、田園都市学園大学って知ってる?あの大学では、毎年2月に子供を対象にしたまちづくり体験を開催しているんだよ。」
私「はっキッザニア的なものですか?」
お「さぁ?話題の仮想通貨じゃないけど、現地通貨があるんだよ、ユリーっていうの」
私「はっ新百合ヶ丘だからユリーですか。かわいいですね。」
お「そうでしょ、イベント会場では、銀行の隣に税務署があって、給料をもらったら納税するんだよ。税率50%」
私「はっ源泉徴収制度はなく、税率50%ですか。法人税と消費税と相続税と地方税その他の税についてはどうなっているのですか」
お「お、雨やんだね。じゃサヨナラ。ボク、さっきも言ったけど不動産を売却したから来年から来ないけど頑張ってね」
3、バイバイ、おじさん。
アップルパイおじさんは、いきなり来ていきなり去って行った。地域に詳しい面白いおじさんだったし、街の話をもっと聞きたかったな。
折角だけど、わが街で独占せずに新しい土地で活躍してくれればいい、と思うことにするよ。恩送り、だ。
私にとっては別れだけど、おじさんにとっては出会いの始まり、かもしれない。
バイバイおじさん。どこか知らないところでも頑張ってね。
4、2日間だけのこどもの国 ミニたまゆり
ミニたまゆりは、まちづくり体験でもあり、民主主義体験でもあるらしい。2005年から始まったんだって。当時10歳の子供が、今は23歳じゃないか。
2日間だけのこども国なのに、議会もある!2008年に当時の川崎市阿部市長が来て以来、毎年現職の市長が来て、こども市長からの街づくり要望を聞いてそれに答えているんだって。
裁判も子供たちで行うし、仕事を見つけ、働き、納税後の可処分利益についてはモノを購入したり食べ物を購入したりできる。現地通貨ユリーは一定数を貯めると、通帳を作ることが出来て来年使うことも出来るみたい。
まさに、こどもたちが民主主義というのか、社会を知る仕組みやあるべき社会を考える機会になるね。
働く楽しさやお金の大事さを学べる一方、仕事も人気度によってはえり好みすると就労できないというなかなかのリアルさ。
アップルパイおじさんは、現地に行ったことがあるらしく楽しかったみたいだった。こどもたちは、ボクらが思うよりももっと想像力が豊かで理解力がある。こどもの意見は尊重するべきだ、とのことだった。
それ、こないだのナナミライベントでもママさんから聞いた!で、私も、参加していたお子さんと話して、実体験としてそう思ったわ。
といっても、すべての子供が今回のお子さんみたいにまともな意見を持っているわけではないので、ある程度のフィルターは必要よね。こども崇拝となるべきではない。ダメなものはダメ。
アップルパイおじさんは、こどもが色んなことを感じて自分の頭で考える機会ってとても重要だし、自分が街を作り上げるって気持ちは重要だ、と話してくれた。(と、私なりの解釈)
そうなんだよ、おじさん!私もそう思う!人任せはよくないよね!
5、アップルパイの味
アップルパイおじさんが作ってくれたアップルパイをいただいた。おいしかったよ。
中身のアップルはおじさんが煮たんだって。
甘さひかえめで林檎のシャリシャリ感が残ってた。シナモンも少なめ、りんごの素材を生かしてる。
りんごもアタマも甘やかさない。
自分の頭で考えよう、りんごの素材を生かしていこう。(ドヤッ)