しんゆりのホーム

30.3.1 小田原線新百合ヶ丘駅のホームでは、今日も人間ドラマが起こってた。

代々木上原から登戸の複々線化お疲れ様!もうすぐ、快速急行が登戸にも停車ネ。

今日は貴重な単発クライアント先にお出掛け。

ロマンスカー特急あさぎりは、新百合ヶ丘駅に停車。めっちゃジロジロ見たわ!昼のこんな中途半端な時間はすいてて、最前列も空いてたよ。(運転席ありのため展望席ではない)

ブルーロマンスカーはかっこいい!小田急でも、ちらほら女性が働いている。ブルーロマンスカーと女性の制服との相性がかっこいい!

美人でさぁ~♪

3歳くらいの男の子とママとばぁばがホームで、「ロマンスカー見れるかしら?ホームの端へ行く?あら、もう来ちゃうわね」

と、超ぬるい会話をしており、事前に時刻表を確認してホームの端で待機しないとかナニゴトか、最高の風景を用意して、男の子の鉄道オタク心を育ててくださいよぅ!

鉄道とは、経済発展の象徴とも言えるべき存在であり、鉄道の発展には戦争という時代背景もあり~中略~鉄道を通した教育の有用性を!

と、人様の教育論に珍しくケチをつけたくなり。

ロマンスカーを見送り、次に小田原行きの急行が新百合ヶ丘に停車。

かわいいスーツケースをガラガラと引いた若い女性が小田原行きの急行に乗り、ホームから見送る彼氏から声がかかる。

「じゃ、次はどこそこで、また。」

どうやら、彼女は地方都市から彼氏に会いに来たみたいだった。小田原で、新幹線に乗り換えるのかもね。

「うん、ラインしてよね」

長い付き合いなのか、小田原まで乗る時間が長いからなのか、彼女は座席にすわった。

ホームからは彼女の後ろ髪しか見えない。

ドアが閉まり、電車はなかなか発車しなかった。

彼はまだ、ホームの内側にいた。ちょっと、見送る自分が恥ずかしかったみたい。ヒュ~♪青春だな!

タイミングを外した電車が動き出した。彼女の後ろ髪を見送った。

結局、彼女が振り返ることはなかった。後ろ髪を見つめていた彼氏は、同じホームでずっと急行を待っていた、各駅停車に乗った。

ラインしときなよ!

小田原行きの急行の次は、藤沢行き快速急行が停車。

私は乗り込んで、誰も見送る人がいないホームを眺めていた。

彼氏は、もし彼女がホームを振り返ったときに、彼女が淋しい気持ちにならないようにホームにいたのかもしれないなぁとか少女マンガみたいなこと思いながら。

いきなりだけど、顧問税理士はあなたを見ている。

あなたが私を気にしていないとき、私はあなたを気にしている。

どんな角度からの風景があなたの好みかを、いつも模索している。

あなたがホームから誰かを見送ったとき、期待する人が振り返ってくれなくても、ガッカリすることはないよ。

そしてあなたがガッカリしたことを、私は知っているよ。