羽田川崎間の羽田連絡道路 作成中

30.6.6 川崎商工会議所の遠足ツアー!後半戦は、羽田からの道路が出来るんで川崎儲けましょう、という話。

工場萌え経験ツアーの後は、川崎市臨海部の経済活性化のお勉強ツアー!(有料)

・羽田連絡道路の眺め。川崎観光スポット候補

今回の視察先は、作成中の羽田連絡道路。事前に連絡すれば1名から見学可能。(といってもプレハブの1室なので過度な期待は捨てる。)

ヨドバシカメラに来たついでに、見学したら?プレハブの2階から、作成中の橋と、対岸にゆったりと走るモノレール、羽田空港の末席に居座るJAL飛行機が見えたわよん。

展望台にしてもらい、夜までやってくれたらデートにもいいと思う!観光客からカネ取ろうぜ。

羽田連絡道路 絶賛作成中

 

・羽田と川崎を結ぶ連絡道路を作ろう!

羽田空港と川崎市は、とても近いのだけれども実際には便が悪いんだって。知らんけど。

オリンピックもありますし、川崎市はお金がないしビジネスチャンスです。大至急で多摩川に橋を作っちゃいます、総工費300億円で川崎市・東京都・国で分け合って作ります。170億円を川崎市が負担するらしい。貧乏なのに。

羽田連絡道路 予想図。完成したら色塗りするの♡とのことです

片道1車線ずつで全長840mの橋となる。

色々説明いただきました。

「たった2mmの誤差で!たった2mmですよ!」「川崎市殿町地区が!」「キングスカイフロントが!」「最先端の医療が!」「オリンピックで!」「水素エネルギーも利用できれば!」

など、鼻息の荒い説明を受けてきましたが、私は川崎の端っこにいるので、あんまり分からない。けど、とにかく頑張ってね!

多摩川にかかる、羽田連絡道路は、他の場所(関西地方など)で作ってもらい、船で運んできて後から組み立てるんだって。プラモデルみたいだねぇ。海に近いので、満潮時に組み立てる、イマッなタイミングでプラモデル同士を接着するらしく、誤差が2mmという素晴らしさ!もう芸術的ですね!らしいです。(さっきも聞いた)

・多摩川の干潟~先住民の保護~

多摩川は、我が街登戸にも流れている。こちらが下流で海との合流地が川崎市殿町なんですねぇ~。

昔だったら、瓶にガンバッテネと書いたお手紙を入れてフタをし、上流である登戸の多摩川から、どんぶらこっこと下流の殿町へ送っていたかもしれません。今では不法投棄でお縄になってしまうけど。

多摩川の海への出口である殿町付近は、貴重な「多摩川の干潟」になっているらしいよ。

そんな貴重な場所に橋を作るのであるから、どうしたもんでしょうか、と随分考えたらしい。

橋の柱を多摩川に作ると、川に住んでいる生き物に迷惑がかかる。しかし、橋の柱(橋脚)なしで橋を作るには、飛行場が近いので高さ制限でよろしくない。

というわけで、多摩川の先住民には申し訳ないけど、多摩川の中に柱を作ることになりました!最小限で2か所だけ。(多摩川では1974に「狛江水害」などもあったので、少し心配するわたし)

「ラーメン構造で軽量化するので橋の柱(橋脚)は2か所で収まりました、褒めて!」とのことです。ラーメンは塩味ですよね。

多摩川の干潟について、橋の柱を多摩川に建てるわけですから、多摩川の底をシャベルで取り除く訳です。取り除いた「多摩川の底」は、橋が出来たから返却するんだってさ。立ち退きは一時的なものなので、きちんと戻ってきますよ。こんなに環境に配慮しています!とのことです。

干潟の生き物たちの日照権の侵害は大丈夫なんだろうか。

今回の視察時は雨だったけれども、晴れていたとしたら、飛行機もよく見えてきれいだっただろうねぇ。近くの人は見に行けていいかも。この橋から羽田空港までは1キロ以上もあるみたなので、歩きではなくチャリの方がいいかもね。(橋は、歩行者専用歩道も作るらしい)

・大島クラブで肉しゃぶ

しっかり勉強した後は、ごはん!

昭和電工の社用施設「大島クラブ」へ!社用施設ですよ!・・・といっても団体さんであればお金払えば使える人気施設らしい。ちょっと古めで、昭和の香りが残っててイイね!臨海学校とかで使ったようなレトロ感がある、お手洗いキレイだったよ。昭和電工さん、ありがとさん。

大島クラブ。右側の建物

しゃぶしゃぶを食べて交流会を行い、帰りましたわ。肉の皿のうち、70%を私が食べました。茶そばとフルーツも出た!腹いっぱい。

昭和電工さんはアサヒビールなのですね。メモメモ

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。