ビチョビチョとサラサラの話

30.7.14 テニスと議論の話です。

夜、テニスのウィンブルドン大会の男子準決勝をテレビで夫が見ていた。

バンダナをつけた世界ランク1位の方は、汗だくでシャツと半ズボンがビチョビチョでありました。

対戦相手は、汗なしのサラサラ。

夫は名前で呼んでいたけれども、私は名前を覚えられないので以後、ビチョビチョさんとサラサラさんと呼びたいと思います。

ビチョビチョさんは、めっちゃコートを走りまくるので汗だくになっていた。

サラサラさんもコートを走るけど、あんまり汗をかいていなかった。

何故かと考えるに、サラサラさんはテニスボールの返球に工夫があり、多くのボールをビチョビチョさんがダッシュしないと取れない場所に返球していたから、ビチョビチョさんは汗だくになっていたのであった。

ビチョビチョさんは毎回めちゃダッシュして、よくまぁ、返球できるな~。拍手~♪な試合でありました。

思うに、サラサラさんもスゴイよね。世界ランク1位の剛速球のテニスボールを返球するだけでも大変なのに、「相手のどこのエリアに返球しようかしらウフフ」と思って「いじわるなところ」へ返球しているのだから。

ビチョビチョさんもスゴイよね、あんなイジワルなボールを返球してしまうのであるから。

とかいって、わたしたち夫婦はテニスのルールが分かってない。

* * *

ところで、先日「民主主義は大事、多数決はイマイチである、みんなで議論を重ねていいものを作り上げるis民主主義」的なことを書きました。

ひとりぼっちで生きるのであれば、ルールはいらない。

ふたり以上で暮らすのであれば、ルールは必要だし相手の意思確認が大事。人は自分勝手で都合の悪いことを忘れてしまうので、書き留めておいてお互いに確認できることが大事。

だから、2人以上で暮らすのであれば、ルールを決めて書いておこう。これが法律だ。

ルールを決めるためには、お互いが話し合わないとならぬ。じゃんけんでは解決しないことがあるよね。

話し合いとは議論だよね。議論は、どのようにすればよいのか。

ちゃっかり大学の先生に聞きに行った。「トレーニングすれば、みんな上手に出来るようになるよ!」とのことでした。

私は重ねて「反対意見を言うと、嫌な顔をされませんか」と聞くと、「言う側も言われる側もトレーニングすれば、みんな上手に議論できるようになるよ!」とのことでした。

コツがあれば、誰でも建設的な議論ができるようになるのであろうか?

ビチョビチョさんとサラサラさんのように、相手のことを考えてどのような返球が予想されるのかを考えて、お互いを尊重しながら議論することが大事なのかな、と私は思ったわ。

テニスは勝ち負けがあるけど、議論に勝ち負けを持ち込むのはよくない。議論は、ブラッシュアップのために行うのであるから、みんなが優勝ヨ!(ドヤッ)

ところで、今回のテニスの試合はサラサラさんが勝っていました。エビアンの入れ物にブルーの濁り水とオレンジ色の濁り水が入っていました。色がコワイです。

投稿者: 小野寺 美奈

税理士。農業経営アドバイザー試験合格者。認定経営革新等支援機関。相続診断士。FP。 川崎市・東京多摩地方を中心にした、地域密着・現場主義。 税務の記事はご自身で税法を確認されるか個別に有料相談に来てくださいね。