30.9.4 若手の税理士が独立して食って行けるのか?を検討する。
私は税理士登録をして1年半が過ぎたところ。なかなか食えぬ。というところ。
食えないのはアンタの人柄、という声が聞こえましたがシカトしまして、今回は「メシが」食えないという話。
では、独立したての税理士はどうすればよいのか?
・さっさと軌道に乗るケースもある?
・暖簾分けはおとぎ話
例えば、独立と同時に暖簾分けを貰うなど、営業の苦労をしないで済むケースもあるみたい。
泥棒はダメだけど、たまにクライアントを貰えるケースもあるって聞いた。おとぎ話だと思う。
・クラウド会計ソフト経由で仕事受注?
聞くところによると、会計ソフト(クラウド会計)に登録して顧客をたくさん当該クラウド会計にさせると、税理士の「階級」が上がってクラウド会計ソフトからの紹介が舞い込むらしい!
ということは、100社くらい法人を作成し、一気にクラウド会計に登録すれば!!私って天才!!
あっこんなところに書かないで、「これさえやれば独立開業後も安心!3万円」という広告を出せばよかった~。金持ちになり損ねました。
冗談はさておき、とりあえずクラウド会計に登録をするって人は多いと思うわ。まぁ、近所だからとか、そんな理由で検索してもらえるかもしれないし、ね~。
私はまだ、登録しておりません。クラウド会計って、原資帳票が見えないからまだ抵抗がある。けど、登録はしておかないとね・・・。
私はソリマチ会計王に登録していますが、今のところ「会計王使ってるから、お願いしたい」的な夢みたいなことは生じておりません。
みんながやっていることは、やっておくのもありだけど、そもそも需要がそんなにあるのか?競争が激しいと単価が・・・という環境を考えておくことは大事。
・ホームページ集客
広告を打たずにホームページのみで法人顧問を集客できるかというと、難しいんじゃないかな?
私のコンテンツ(ホームページに書いている内容)に問題がある!?
・・・。正論はやめるんだ!
私のホームページは、このブログが割と検索にひっかかるよ。けど、検索で表示される数と契約数は比例しないという事実がある。まぁ、考えてみればそうだよね。
・若手税理士のバイト事情
おのでら調べによりますと、人数が多い都会では税理士会経由の仕事にありつけないらしい。
税理士会経由の仕事といっても、無料相談会の相談員とか、局の電話のバイトとかで、顧客獲得には結び付きませんよ。日当だけでは到底食っていけないよ!色々考えたら、普通の時給のバイトの方が断然割がいい。
税理士会がなんとかしてくれるなんて甘い夢は(少なくとも東京あたりでは)早く捨てるんだ!
他には、短期間の経理のバイトとか、税理士事務所での繁忙期のバイトとかもあるかもね。
短期間のバイトは仕方がないと思うけど、ずっと週4の仕事とかを始めてしまうくらいなら、もう、自分の仕事はとれなくなる。いっそ就職した方がいいよ。
今は、会計業界は売り手市場だから、就職先は見つかるみたい。
大人しく就職するのも視野にいれるべき。食って行かなければならぬ。
・下請けは慎重に
前回の記事にも書いてけれども、税理士法はきちんと理解しておくべき。
税理士資格はひたすら他業種から利用されるものと思っておくべき。センセイ、先生と言われて、いい気にならないようにしよう。
普段付き合いのない金融関係・不動産関係・福利厚生関係(これよく分からない営業)の人とは、特に慎重にお付き合いすべきよ。相手も、いいと思って話をくれる仕事だったりするので。税理士法違反だと思っていないから。
他士業も、当然、税理士法を知らない。(なんせ、税理士が知らないのだから・・・)
ベテランの他士業の先生から「他の税理士もやってるよ?」と言われても、責任を転嫁することはできないので、税理士法をしっかり学びましょう。
16日に代々木で税理士法のセミナー開催するみたいです♡